これから君は、思い描いている自分と現実になれる自分との間を旅することになるだろう。 最も重要なのは、君自身がその旅をしていくということだ。
フィリップレナルディ
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天然パーマの髪の毛はいつも爆発的にボサボサ。運動オンチで目立たない性格の為、友達も少ない冴えない学生生活を送っているミア・サーモポリス。彼女に舞い降りた、サクセスストーリーを描いた作品、プリティ・プリンセス。 アン・ハサウェイ演じる主人公、ミアはある日自分が王女の孫であり、唯一の王位継承者であることを知らされる。秘密にされていた自身のルーツを聞き、憤りを感じるも、彼女の怒りは受け入れられず、迫るお披露目会に向けて、ミアは王位に相応しい女性へと改善されるのである。 ジュリー・アンドリュース演じる王女により、食事の作法から歩き方、また冴えない見た目さえも変えられていく。 ミアを演じたアン・ハサウェイはこの作品により人気を不動のものとした。よくある眼鏡をかけた地味な女の子の変身ではなく、救いようがあるのか不安に思われるほど冴えない女性が驚くほど変化を遂げる本作品は、女性が憧れるシチュエーション満載の映画である。
主人公を演じきった、アン・ハサウェイ今では様々な映画で引っ張りだこのアン・ハサウェイ。様々な役柄で映画を演じ魅了する彼女だがこの映画に出演した際はたったの19歳、アンが初めて出演、そして主演に抜擢されたのがこの映画だった。眼鏡をかけ、ぼわっとしたあの印象的なパーマ姿は現在のアンとは全く違い、初めてこの映画を見た際は衝撃だった。ファンにとってはお馴染みのスタイルだろうか。ディズニー映画とあって、全体的にポップなストーリーで主人公は独特の世界観があり自分の考えを持ち一見しっかり者に見えるが実はおちゃらけた一面もありとても可愛らしくて何だか応援してあげたくなるような、そんな主人公に目が離せなかった。普通の高校生から、王位を継ぐように祖母から言われそこから主人公が恋愛、友情、家族との葛藤に向き合う姿は、現代の映画にも匹敵するような面白さがあったと思う。この映画の上映後、アンは映画業界に注目され『...この感想を読む
女の子の憧れのようなストーリーです。学校でも注目されずにあまりパッとしない存在の自分が、実はある国の王位継承者だったなんてびっくりの展開ですね。ディズニーならではの夢いっぱいのお話だと思います。この映画を観て、ロイヤルメンバー式の手の振り方とか真似してしまいました。そういえば、いつもそんな感じですよね。祖母である女王様も庶民の生活どっぷりの孫娘と向き合う中で、ユーモアたっぷりにいろんな「事件」に対応してくれます。こんな茶目っ気たっぷりな王室なら国民から敬愛されること請け合いなんじゃないでしょうか。いきなり重要人物になった主人公をめぐる周りの浮かれ騒ぎもお決まりの展開ながら、面白く見ることができます。
もう12年も前の作品なんですね!残念地味女子高生のミアの、まさしくシンデレラ・ストーリーです。その後パート2を経て、プラダを着た悪魔で完全にブレイクを成すアン・ハサウェイの、映画デビュー作だそうです。彼女のことを語る上では外せない作品です。普通に暮らしていた自分がまさかの王位後継者!おとぎ話で読んだりする他人事としてなら心躍る設定も、目立つの苦手なミアにしてみれば厄介な事情でしかないそのことを、それでも受け入れることにして、次第に外見や振る舞いも磨かれていく様子が素敵です。個性的な友人の存在もまたいいものですよね。プラダを着た悪魔とはまた別の雰囲気ながら、見たら元気になれる映画です。
フィリップレナルディ
ある日突然、普通の女子高生ミアがプリンセスになることに?! いきなり迫られる人生始まって以来ののぎりぎりの選択、揺れ動く心。 主人公ミアが、亡き父からの手紙により ジェノヴィア国の王女を継承する決心をするシーン。 その、手紙の文面こそが心に残る名言といえる。
ミア・サーモポリス
亡くなったお父さんが、手紙でミアに贈った言葉。逃げようとしたときに手紙を見つけた。