ブロークバック・マウンテンの評価
ブロークバック・マウンテンの感想
切なすぎる純粋な愛情。
1960年代のアメリカが舞台。ブロークバック・マウンテンでの仕事に雇われた二人の若者、ジャックとイニスはこの山で過ごすうちに、互いに愛情を持つようになる。別れた後、二人は互いに結婚し、家庭を持ってそれぞれの人生を歩み始めるが…本当に純粋な愛情を持っていたのはお互い同士だったのに、当時の既成概念、常識など現実社会では受け入れられなかったがために理想を追い求め、そして破滅してしまう二人がもどかしくて切なかった。また、自分は女性なので、彼らの奥さんの側から見ると辛かったろうな・・・と思ってしまいました。もし自分の立場だったら、正直耐えられないです。ジャックを演じたヒース・レジャーがとてもいい演技でした。若くして亡くなってしまったのがとても残念です。