人生で大切なものは簡単には手に入らないってことよ
ジェーン・ニコルズ
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幸せになるための27のドレスは、2008年公開のアメリカ映画で、脚本家アライン・ブロッシュ・マッケンナの新作として注目を浴びた映画である。プラダを着た悪魔の制作スタッフにより作られ、話題となった。ヒロインはABCの人気ドラマでブレイクした、キャサリン・ハイグルが演じている。 この作品は、ヒロインのジェーンが「いつか自分が主役になれる日が来る」と信じながら、27回も花嫁の付添人として徹し続けるが、好きだった上司が妹と結婚することになり、二人の結婚式の準備までするはめになる。新聞記者のケビンと出会い、ずっと自分の気持ちを押し殺し、NOと言えなかったジェーンが、幸せな未来は自分でつかまえるものだということに気が付き、成長していく映画である。27着のドレスを着てみせるファッショナブルなシーンや、ウエディングシーンなどが女性の共感を呼び、全米で3週間連続トップ3圏内にランクインするなど、大ヒットした。
究極に女性のための恋愛映画。いつの間にか断ること、NOと言うことが怖くなってしまっていた。断ってその場の空気を乱してしまったら、これからの関係性が悪くなってしまったら。そう考えると、YESと言って自分が我慢することの方が何倍も楽だった。だからジェーンが彼女なりのやり方で突破していく方法にはスカッとさせられる。誰にだってどうしても我慢できないことや、堪忍袋の緒が切れることがあるのだから。これを見たからと言って人生が変わるわけでは決してないけれど、少しだけ勇気をもらいながらストレスが発散できる。今の努力はもしかしたらいい方向に向いているのではないか、と考えれば、明日が少しだけポジティブになれる。
基本的に現実感のない話は好きではないのですが、主人公の『NO』と言えない性格が、あまりにも自分と似ているせいで、つい共感してしまいました。現実では、人のために頑張っていれば必ず報われることなんてありえません。でも、せめて映画の中くらいでは、報われてほしいと思ってしまうからかもしれません。その意味で、好き嫌いの分かれる映画かなと思います。お人好しで、人のためには無理してでも頑張ってしまう主人公は、27回も友人の結婚式の立会人をしているが、自分は職場の上司を遠くから見ているだけで満足という、これまた事なかれ主義を貫いています。派手でわがままな妹が帰ってきて、上司と恋に落ちてしまい……自棄になってすべてを放り出して、そんな彼女のことをおもしろがって近づいてきた結婚記事のライターと恋に落ちる。本当にベタベタのラブコメなんです。でも、最後、立会人をした27人の友人が全員結婚式に出席してくれるシー...この感想を読む
「プラダを着た悪魔」のスタッフが作ったという事で、期待して見てみました。主人公のジェーンが断われない性格で頑張りすぎ。同じ日に友人の結婚式がブッキングしたのでタクシーをチャーターし、車内でドレスを着替え、どちらも花嫁の付き添え人を務めるシーンなんて驚愕!!私は「頑張った分だけ幸せになれる」というのに共感できませんでした。だって頑張り方が変で、自分の恋愛に対しては臆病で、好きな人がいつか気づいてくれるなんて夢見てるし・・・多分、現実で恋愛に臆病で、NOといえないイイコちゃんが見れば共感したり、参考になる映画だと思います。私のように、現実主義の同僚ケイシーの立場で見ていたら「よくやるわ・・・」って印象になってしまう映画だと思います。
ジェーン・ニコルズ
人生で大切なものはそう簡単には手に入らんと教えた言葉
ジェーン・ニコルズ
妹のテスに、ジェーンのように好きな人と釣り合う理想の女性になりたかったと打ち明けられて、ジェーンが返した言葉。
ジェーン・ニコルズ
いつもブライドメイドとして誰かの結婚式に立ち会っていたジェーンが、自分が主役の結婚式で、ケヴィンと結婚できることが何より嬉しい気持ちを語った台詞。