夢を追って敗れて後悔するなら納得できる。 夢を追わなかったことに後悔したくない
高木秋人
理解が深まる漫画レビューサイト
漫画レビュー数 3,136件
「バクマン。」は、週間少年ジャンプで2008年から2012年まで連載されていた話題作品。全20巻で累計の発行部数は1300万部となっている。作者は「デスノート」で有名な小畑健で、前作に引き続き大場つぐみとタッグを組み、あらすじの構成に力を入れていて、人気作品となる。あらすじは、当初、高校生である主人公のサイコーとシュージンがタッグを組んで漫画を書いていくというストーリー。それを通じて多くの登場人物が登場し、ヒロインに小豆美保、ライバルには天才である若手漫画家の新妻エイジが設定されている。他にも作品の中で主人公の亜城木夢叶や登場するライバル達が生み出す漫画など、多くの漫画が登場して話題を呼んだ。実際に、リアルで掲載された漫画もある。 また、2010年からNHKでアニメ化が放送され、第1から第3シリーズに分けられており、2013年3月に終了した。2015年には、佐藤健が主演となり映画化される。
こんなに業界の裏を描いたマンガがあるか?もう20年も前だが、私は漫画家になろうとしていたことがある。一生懸命原稿を書き、少年誌編集部に持ち込みしていた。講談社、小学館、徳間書店、そしてもちろん集英社にも行った。対応する編集者はどの人も親切で、マンガを愛しており、マンガを愛する我々を愛してくれた。「俺たちは面白いモノを世に送り出したいんだ!」という熱意をひしひしと感じた。だがしかし、結局デビューはかなわず、月例賞の『入選』と呼ばれる奨励枠で現金2万円と特性原稿用紙ゲットが限界だった。今にして思えば、あの熱い編集者の方々の思いをもう少し汲み取れていればより上に行けたのではなかろうか、とも思う。むろん才能もなかったのだろうが、ぼんやりと「好き」という感情のみがあり、「なんとしても漫画家になってやる!」という意思が絶対的に不足していたのだ、と今にして思う。この漫画はそのような意思を強く持ったキ...この感想を読む
小畑健さんの作画がなんといっても素晴らしい。ヒロインの亜豆はもちろん見吉、岩瀬、青木さんなども可愛い。男のキャラはサイコー、シュージンは中の上くらいの顔立ちをしてるし、ライバルの新妻エイジやマンガ家仲間の平丸さん、福田さんなどは特徴的なキャラになっているが顔じゃなく性格で個性が出ていていい!個人的に一番かっこいいと思う七峰透は逆に過ちを犯す方向になってしまうのも、面白い。ストーリーの節々で出てくるものが実際にあるものだったり、編集部の中のことを細かく描いたり、アンケートの細かい分析などの裏側の事情も描かれていることが、リアルに感じることが出来るマンガになっている大きな要因だと思う。同じ名前のキャラは作品では編集部の服部だけのようになってますが実は、サイコーシュージンのアシスタントをすることになる折原くんと同じ名字の折原というタンクトップを連載したことのあるマンガ家が連載ネームを提出する...この感想を読む
ジャンプに連載されていたのですがアニメ化されてその後、アニメを観て面白いと思い読み始めました。集英社やジャンプでの固有名詞が使用されてて、読み切りの作品だとか、人気投票みたいなシステムの話も出ているのでより現実的な話になっているので漫画界の勉強になります。主人公ましろもりたかの名前の字が最高ということであだ名がサイコーと呼ばれていたり面白いです。極めつけは想い人の小豆美保との関係が凄いです。真城と高木でマンガを描いて、将来アニメ化されるようにしてそのヒロインの声優に小豆さんを指名しそれが叶ったら、結婚しましょうという約束をする2人かなりピュアな関係性です。
よみがな:みよしかや ニックネーム:見吉、香耶ちゃん 生年月日:1993年6月25日 血液型:O型 身長:157cm 体重:45kg 星座:蟹座 性別:女 性格:少々短気かつ押しの強い性格 ポリシー:亜城木夢叶(真城、高木)を漫画家として成功させることを自分の夢と決め、2人の仕事場で炊事・資料整理などに協力する。
よみがな:ましろもりたか ニックネーム:サイコー 年齢(作品時):15才 血液型:B型 性別:男性 国籍:日本
よみがな:あずきみほ 生年月日:1993年11月5日 血液型:B型 身長:162cm 星座:蠍座 性別:女性
高木秋人
自分と相棒の夢をかなえるために奮起させる場面
新妻エイジ
実力をつけて這い上がって来いとライバルに期待している
真城最高
主人公の真城最高が身体を壊し入院して、漫画を書くのを止められたが、漫画を書き続けたいという思いが込められています。