静かにしろい この音が…オレを甦らせる 何度でもよ
三井寿
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SLAMDUNKは1990年から1996年にかけて週刊少年ジャンプで連載された井上雄彦による高校バスケットボールを題材とした人気少年漫画である。単行本は全31巻、完全版は全24巻。湘北高校に入学した不良少年桜木花道は、一目惚れしたバスケットボール部主将の赤木春子に近づくためバスケット部に入部する。バスケットの初心者だった花道が練習や試合を通じてバスケットのおもしろさに目覚め、才能を開花させ仲間たちと共にインターハイに出場し全国制覇を目指す物語。 単行本・完全版の発行部数は2013年の時点で、国内で1億20293万部。 1993年から1996年までテレビ朝日系列でテレビアニメも放送された。劇場アニメやゲームも制作された。2014年にはオープニングアニメーションに登場する鎌倉高校前駅付近の踏切が外国人観光客の人気スポットなっていることが報じられ、テレビアニメ終了から18年経ちながらもいまだに人気が衰えない。
赤い髪で元ヤンの桜木花道が、高校生になって晴子に一目惚れしてバスケットボールと出会います。バスケットボールと晴子への想いと、一途で一生懸命な花道の青春漫画第1巻です。花道の中学時代からの仲間が良い奴ばっかりなのが、ほんわかします。いつも花道を見守っています。花道がどんなにバスケの練習を頑張っても、流川という絶対に越えられない壁があって、流川が大嫌いだけど実力の差があることに段々気が付いていきます。読んでいて青春だなぁと思います。晴子がゴリの妹だと知って、心底驚いている花道が面白かったです。花道の成長していく姿が本当に楽しい漫画です。大好きな作品です。
ほとんどのマンガに言えることなんですが、序盤は絵柄も内容も安定していないことが少なくないのですよね。それは例えこの名作「スラムダンク」でも同じことです。序盤からしっかりとバスケットボールは出てきていて桜木も下心満載とはいえ、バスケ部に入部していますが不良マンガによくあるような暴力シーンも少なくなく、スポーツマンガとしては荒れた序盤となっています。これは当時、バスケットマンガというものにほとんど前例がなく人気が出ないことを危惧した編集側がいつでも他の路線に切り替えられるようにとった措置だという噂があります。後々の話を知ってる身からすると、バスケを始めたばかりでバスケに身が入らない桜木、と見ることが出来ますが実はバスケマンガとして安定していなかったということだったのです。そう考えると、下手な路線変更や打ち切りがされずにきちんと話が進んでいったことが本当にありがたいことだと思うのです。この感想を読む
この、巻数については上級生との対決から始まるのです。しかし、キャプテン赤城の負けず嫌いなプレイが流川にやる気にさせてしまうのですが、ここからがなかなか熱い展開にもなってくるのです。桜木にもチャンスがくるのですが、ここで期待を裏切らないのが面白くなってくるのです。しかし、意外にも感じるのが他の部活からの誘惑が見えてしまうのです。ここで、桜木が「バスケットボール」「柔道」のどちらを選ぶのか見所にもなるのです。ですが、最後には桜木の一言が私には「サスが!」と思うようにも感じました。今後の展開にも期待しながら見て行きたいと思います。ぜひ、オススメしたいです。
よみがな:さくらぎはなみち
よみがな:あかぎたけのり
よみがな:るかわかえで
三井寿
三井のスタミナがなくなったときに、スリーポイントが入ったときの台詞
仙道彰
試合後に負けた桜木花道にかけた言葉。
安西先生
主人公が大切なことに気付かされるところ