人形草紙 あやつり左近のあらすじ/作品解説

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人形草紙 あやつり左近

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人形草紙 あやつり左近のあらすじ・作品解説

人形草紙あやつり左近は1995年から1996年にかけて週刊少年ジャンプに連載された作品である。 原作は写楽麿で作画をDEATH NOTEやヒカルの碁などで知られる小畑健が手掛けている。連載期間こそ短期間ではあったが、連載以外にもコミックス化やアニメ化、小説家などもされるなど人気の高い作品であった。 物語の主人公である橘左近は若手の文楽人形遣いで祖父の人間国宝を持つ由緒正しい血筋で、自身が操る童人形、右近を操ることによって類まれな推理力、洞察力を発揮することが出来る。物語は左近が人形である右近と共に殺人事件などの難事件を解決していくという形が取られている。 なお、アニメは連載が終了した後の1999年から2000年にかけてWOWOWにおいて放送がされた。多くは漫画と共通するストーリーとなっているが、一部はアニメオリジナルのストーリーも展開されているので、原作ファンの方でも新鮮味を持って鑑賞することが可能となっている。

人形草紙 あやつり左近の評価

総合評価
3.003.00
(1件)
画力
3.503.50
ストーリー
3.003.00
キャラクター
3.003.00
設定
3.503.50
演出
3.503.50

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人形草紙 あやつり左近の感想

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人形遣いは人間遣い。人形遣い左近が挑む殺人事件

死者の声を聴く探偵・左近の早すぎた連載開始今でこそ推理ミステリは漫画界で一定の知名度があるが、『人形草紙あやつり左近』連載当時はまだ『金田一少年の事件簿』も『名探偵コナン』も今日のような国民的認知を受けるには至らなかった。『金田一』も『コナン』も、それぞれアニメとドラマで知名度を上げるまでは漫画界の端役であり、言い換えれば両者が90年代に活躍したからこそ漫画界で推理ミステリというジャンルが確立したのである。このような、いわば推理ミステリ漫画勃興期という時代に、週刊少年ジャンプ誌上で『あやつり左近』の連載は始まった。が、残念ながら確固とした推理ミステリの土壌が出来る前に連載に踏みきったせいか、『あやつり左近』はその完成度とは裏腹にコミックスは全4巻、漫画のエピソードでいうと7本分で連載打ち切りになっている。これは何故だったのかと、今でも『あやつり左近』打ち切りを惜しみ、いぶかしむ声は多い...この感想を読む

3.03.0
  • すらりすらり
  • 500view
  • 2113文字
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人形草紙 あやつり左近の登場キャラクター

橘左近

よみがな:たちばなさこん 性別:男性 国籍:日本 性格:おとなしい 特徴:若手 物語上での目的:殺人事件を解決していく 職業:文楽人形遣い 能力:右近を操ることで自分の思考を2分し、冷静になることで天才的な洞察能力を発揮する 祖父:人間国宝・橘左衛門 普段:口数が少ない

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