ネコマジンのあらすじ・作品解説
月刊少年ジャンプや、週刊少年ジャンプにて、1999年から2005年までの不定期掲載された鳥山明による漫画作品のシリーズ、および作品内に登場する架空の生物。2005年4月4日に完全版 (ジャンプ・コミックス)が発売された。 鳥山明の自身の漫画内にて、ドラゴンボールの作品中にDr.スランプの登場人物が出てくる事があるが、当作でも同じく、ドラゴンボールの登場人物である悟空やベジータ、魔人ブウが出演するシーンがあり、ネコマジンもスーパーサイヤ人を真似てスーパーネコマジンになれる。本作の舞台は『ドラゴンボール』と同じ時代であり、ちょっとだけ正義の味方というキャラクターに、ふざけさせながらも結果的に地球の危機を幾度となく救うが、ドラゴンボール超全集によると、時代検証が困難なパラレルワールドだと解説されている。バトル中心であったドラゴンボールとは違い、Dr.スランプの様な肩の力を抜いて楽しめるほのぼのしたギャグが多めである。
ネコマジンの評価
ネコマジンの感想
鳥山先生にしか許されない世界
この作品の特徴として、DRAGON BALLのキャラが登場するところ、パロディの要素が散見されるところがあります。私は基本的にパロディ作品というのは好きではありません。お笑いなんかでもいますよね、「ドラえもん」「サザエさん」なんかを使ったネタをする人…。正直、ああいうのは他人が元ネタの力を借りているだけという感じがしてちょっと苦手です。しかし「ネコマジン」に関しては作者本人の手によるセルフパロディということもあり、また私がファンということもあり贔屓しているのかもしれませんが、非常に楽しく読めました。決して多作ではない鳥山先生ですから、こういったファンサービスを見せてくれるのもまた嬉しく思います。上記の要素を除いてみても、鳥山先生らしい脱力系ギャグが全編にわたり展開されており、安心して楽しめます。
偉人の遊び
ネコマジンは見てわかるようにドラゴンボールやドクタースランプでおなじみの鳥山明大先生の作品です。この作品はドラゴンボールのパロディが多分に入っています。というか話が進むにつれどんどんドラゴンボールによっていきます。最初はまだネコマジンらしさが強いですが後半になると悟空やベジータ、魔人ブウなどが登場します。さらにはオリジナルのサイヤ人、オニオやフリーザの息子、クリーザなど新たなるキャラまでもが登場します。ドラゴンボールファンの自分としてはドラゴンボールのパラレルの1つとして楽しく見ることが出来ました。ちなみに最後の話はドラゴンファミリーに会えます!