バレエで鍛えた体は、柔らかいけどヤワじゃないわ!
伊東富士子
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漫画レビュー数 3,136件
「YAWARA!」は浦沢直樹による漫画作品。「ビッグコミックスピリッツ」誌(小学館)に1993年まで連載された。単行本は29巻まで発刊されている。 TVアニメ版は読売テレビ・日本テレビ系で1989年から放映された。また度々映画化もされ1992年のアニメ版(ときたひろこ監督、読売テレビ)と1989年の実写版(浅香唯主演、東宝)がある。 主人公:猪熊柔(いのくまやわら)は天才柔道家である祖父ゆずりの柔道センスを持ちながら、一方では殺伐とした勝負の世界よりも「ごく普通の」女の子としての生活に憧れていた。そんな中での出会いやふれ合いを経て、揺らぎながらもやはり柔道が好きなのだという自分の素直な心に気付く柔。そんな彼女の姿を中心に描いたスポーツコメディ作品。 本作のヒットは柔道ブームを巻き起こした。また柔道の強い女子へのニックネーム「やわらちゃん」も定着、五輪選手の谷(田村)亮子氏の愛称のもとにもなった。
無敵の女の子の苦悩このマンガはひったくり犯を普通の女の子が投げ飛ばすところから始まる。それを偶然カメラに収めた新聞記者の松田耕作がその彼女のことを只者ではないと調べ始める熱心さと、投げ飛ばした猪熊柔の強すぎる故の退屈感やまったく熱くないところが対照的な始まり方だった。天才柔道家の祖父と父を持ち幼少のころから英才教育を受けてきたとはいえ、その強さは私のような素人が見ても気持ちのよい強さで、強くて可愛いなんてなんてうらやましいと思ったりした。その強さゆえに家族の確執を自分のせいのように感じ苦しむところはわからないでもないのだけれど、本人以外は絶対違う!と言い切れる類のものでその辺りはあまり感情移入しにくかった。それよりも、強すぎてダンスパーティでチークを踊ろうと強引に誘われただけで体が自然に反応してしまって投げ飛ばしてしまったり、柔道をやめたい、普通の女の子になりたいと苦悩するほうが現実味...この感想を読む
The amazing thing about this cartoon is how well the action scenes are portrayed. Usually I struggle to follow cartoon action scenes that are too crowded or characters posing with lots of "action lines". With Vagabond you really get a sense of how the characters move - speed, timing and how close the near miss is - by you could see it allin addition, the eyes of the character jump off the page. you really feel like they're looking at you with the right eye. the faces are so unique in the way they have wrinkles and scratches that clarify the letters.artists are really great directors. if you want, the "camera" is well placed to capture action and drama - often you can still hear the sounding sword in cloudy days in the dense forest, bright mornings in small villages, deep nights on the b...この感想を読む
青年誌の主人公とは思えない、主人公 柔の可憐さが読者の心を掴んでいる連載されていたのは青年誌「ビッグコミックスピリッツ」でありながら、主人公は女子高校生。そして柔道の英才教育を受けてきた柔はとんでもなく強いのだが、柔は外見、性格どちらもいたって普通の女子高校生だ。連載当初は、学校でアイドル的人気の男子生徒が好きというなかなかのミーハー。家の鏡で洋服を合わせたり、年上の風祭に恋をしている姿や、口うるさいおじいちゃんに反抗する姿など、本当に普通の女の子である。そんな柔が、似つかわしくない柔道着を着れば、可愛いとしか言いようがない存在となる。青年誌の読者はおそらく20代以降の男性が多いと思うのだが、その読者からすると、柔は可愛い以外の何者でもないだろう。青年誌の主人公には到底思えないこの柔の可憐さが、根底にある作品の人気の要因だと思われる。作中で柔は、進学して女子大生になる。高校生の頃は割と怒り...この感想を読む
よみがな:いとうふじこ ニックネーム:ふじこさん 年齢(作品時):18歳(初登場時) 身長:175センチ 体重:61キロ 性別:女性 国籍:日本 所属:西海大学 性格:小心者 特技:大内刈り
よみがな:ほんあみさやか ニックネーム:さやか様 年齢(作品時):16歳(初登場時) 体重:48キロ 国籍:日本 所属:聖神女学館大学 性格:高飛車 特徴:高慢かつ派手好きで目立ちたがり屋 特技:内股 物語上での目的:主人公のライバル
よみがな:ひかげ きょうこ ニックネーム:キョンキョン 体重:36kg 性別:女 所属:柔道部員 特徴:華奢な体格 価値観:体が弱く、声も小さく存在感が薄い。 物語上での目的:体を丈夫にするために柔道部に入部する。 エピソード:部活の結果、血色がかなり良くなり声も大きくなった。 卒業後の職業:保育士
伊東富士子
柔道を始めてわずか1ヵ月で柔道日本一の筑紫大学女子柔道部の次鋒、中堅を撃破したときのセリフ。
本阿弥さやか
さやかがあらゆるスポーツ全般に才能を発揮していたため、優勝することには興味がなかった。そんな時に猪熊柔と出会い、熱くなれるスポ―ツ=柔道をみつけた。