おかあさんからいきなりおっぱいがはなれてあっちに行ったりしないものな・・・
漆原信
理解が深まる漫画レビューサイト
漫画レビュー数 3,136件
動物のお医者さんは、佐々木倫子による少女漫画作品。1987年から1993年にかけて「花とゆめ」(白泉社)で連載され、単行本は全12巻が刊行された。獣医志望の学生と彼を取り巻く人々、動物たちの日常をユーモラスに描いて好評を博し、シリーズ累計2160万部刊行という圧倒的人気を誇っている。 主人公の西根公輝(通称ハムテル)はひょんなことからH大学獣医学部に入学し、獣医を目指すことになった大学生。ネズミ嫌いの友人・二階堂や、先輩で特異体質の持ち主の菱沼、アフリカを偏愛する教授の漆原など、ハムテルを取り巻く人々は変人揃いで日頃からなにかとトラブルが絶えない。 この漫画の影響で、H大学のモデルとなった北海道大学獣医学部は志願者が急増したというエピソードがある。またハムテルの愛犬・チョビと同犬種のシベリアンハスキーが日本中で大人気になるなど、社会現象も巻き起こした。 2003年にはテレビ朝日系列でドラマ化もされ、吉沢悠、要潤、和久井映見らが出演している。
獣医学部の日常漫画、大学生や農学部出身者は共感度UP?「動物のお医者さん」は獣医学部の学生ハムテルと愉快な仲間達の織り成す大学生の日常系漫画である…のだが、日常風景の描写がどことなく間が抜けており、全体としてのほほんとしている。連載当時の漫画はこんな雰囲気の作品が多かったのだろうか。バブルの頃の漫画だからか、登場人物たちの服装が派手だったりする。読む方には時代の流れを違う意味で感じたりもする。まぁ一番派手な格好をしているのは漆原教授なのだが。他にもバブルの頃は10社面接を受けるまでもなく就職出来たのだろうか?今なら転職で「自分の年齢分くらいの数は受けましょう」なんて言われることもあるようだが。今の時代ならウナギもおごれないだろうし、フロッピーを見せても若い人には分からないだろうし。個人的には漆原教授のアフリカネタで単行本一冊分の話が出来そうな気がするが…。ちなみにアフリカで相手を呪う行...この感想を読む
その名は“チョビ”!この名前、自分のペットに付けちゃった人は正直に手を挙げなさい(^O^)/ハーイ! たはは…それほどブームだったんですよねぇ。ホントに楽しい作品でしたよ。農業大学の『もやしもん』に農業高校の『銀の匙』、これらの作品は果たして、動物のお医者さんなくして描かれてたでしょうか?佐々木倫子作品の登場人物は一風変わっています。非常に醒めた性格で、真顔で実に変なことをやってしまう。結構な毒舌を吐いているんですが、ギリギリ下品にならない、ある種絶妙な一線に留まっているんですよ。当時の担当者により『動物のお医者さん』というお題のみを与えられ、困り果てた佐々木氏が、動物ネタを掲載誌を通して、広く読者から公募したのが事の始まりだったようですね。それによって確立されたスタイルは佐々木氏に合っていたようで、以降、独特のコメディ作品を発表されることになります。年齢性別問わずファン層が厚く、シベリアン...この感想を読む
動物のお医者さんは獣医学部の学生や教授たちの日々を描いたマンガです。主人公は西根公輝、通称ハムテルです。性格はおっとりとしていて温厚である意味ではぼんやりとしていて、父親がピアニストで母親がオペラ歌手で海外に在住していて、祖母と共に日本の一軒家で暮らしています。一番の友人は、二階堂昭夫です。常にハムテルと共にいる存在で、物語の開始時点から登場していて、ハムテルと同じ大学の獣医学部に進学しましたが、ネズミが苦手です。H大学獣医学部で出会った学生、菱沼聖子にひとめぼれをしますが、彼女がネズミをいとおしそうに握りしめている姿を見て、冷めました。菱沼さんは、動作が鈍くてしゃべり方のゆっくりとした少しだけ変わった女性です。血液が大好きで、血液検査でペタペタと作業するのは至福の時間です。菱沼さんの在籍している講座を受け持っているのは、菅原教授です。とても几帳面な性格をしていて、馬が大好きでほんのちょ...この感想を読む
よみがな:うるしはら まこと 性別:男性 国籍:日本 所属:H大学獣医学部教授 家族構成:妻、娘2人 趣味:アフリカンアート 好きな食べ物:しるこドリンク 実家:仕出し屋 好きな芸能人:原節子 運転免許証:30年ペーパードライバー
よみがな:ひよちゃん ニックネーム:ひよちゃん 年齢(作品時):にわとりとしてはかなりの老齢 性別:オス 住まい:西根家の庭 性格:狂暴で喧嘩好き 特徴:ニワトリ。ハムテルが露店で買ったひよこが成長した。縄張りに入ってくれば飼い主にも蹴りを入れる。 名前の由来:「買った時ひよこだったから」という理由で...
よみがな:にしねしょうへい 性別:男 住まい:ドイツ 性格:動じない性格、若干天然ボケぎみ 特徴:ハムテルとよく似た容姿だが、ハムテルよりは笑顔が多く柔らかい印象。簡単な指揮もできる。 職業:ピアニスト 妻:西根絹代 息子:ハムテル 義母:西根タカ ハムテルを:本名(公輝)で呼ぶ数少ない人物
漆原信
子犬にミルクを哺乳瓶でやった後、哺乳瓶を床に置いたのに、そちらではなく漆原教授の口を舐めてきた場面。
漆原信
ハムテルが開業獣医師で修行に行き、理想の先生の正体をしったとき