ワーキング・ガールのあらすじ・作品解説
1988年に公開されたアメリカのコメディ映画。監督は「卒業」「イルカの日」のマイク・ニコルズ。ゴールデン・グローブ賞コメディ/ミュージカル部門作品賞受賞作品。 ウォール街の投資銀行で秘書を務めるテスは、頭はキレるが夜学の専門学校卒のため出世コースから外され、上司にセクハラされ、怒れば問題児扱いになったりで散々だった。が、次の上司でボストンから来たばかりのハーバード大卒のエリート女史キャサリンとは気が合い奮起したが、キャサリンが骨折、治療休暇の間、彼女の代理として仕事を任されるが…。 テスを「ボディ・ダブル」のメラニー・グリフィスが演じ、ゴールデングローブ女優賞(コメディ部門)を獲得、キャサリンを「エイリアン」「ギャラクシー・クエスト」のシガニー・ウィーバーが演じ、同じく助演女優賞を獲得、カーリー・サイモンの主題歌も同賞の歌曲賞とアカデミー賞主題歌賞を獲得。シンシアを「私の中のあなた」のジョーン・キューザック、ジャックを「インディ・ジョーンズ」のハリソン・フォードが演じている。
ワーキング・ガールの評価
ワーキング・ガールの感想
バブル時代を思い起こさせるキャリアウーマン
飽きさせないキャリアウーマン物語1988年のアメリカ映画、ニューヨークのウォール街を舞台に、投資銀行のM&Aで働く人達を中心に描かれています。1988年は、バブル時代の最盛期と言われた時期ですので、映画の中でも、経済の不安などみじんにも感じ冴えない社会背景が重なり、今とは少し違った価値観、家庭よりも会社や業績が一番だという捉え方をした映画となっています。秘書だったテスが、実力を発揮し徐々に成功したキャリアウーマンになる道のりを描いています。その構成とお話は、テンポよく進んで行くので見ている人を飽きさせずに、物語に集中させてくれます。だらだらした、説明的な台詞もなく、退屈させません。ムダな場面を大胆にカットし、次の場面を見せる構成の上手さを感じます。例えば、テスの上司であるキャサリンが、スキーへと遊びに行くのですが、次のシーンですぐに怪我をしてしまいます。場面の展開の早さが、小気味よく思わず笑...この感想を読む
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