ワーキング・ガールの評価
ワーキング・ガールについての評価と各項目の評価分布を表示しています。実際に映画を観たレビュアーによる評価が1件掲載中です。
各項目の評価分布
ワーキング・ガールの感想
バブル時代を思い起こさせるキャリアウーマン
飽きさせないキャリアウーマン物語1988年のアメリカ映画、ニューヨークのウォール街を舞台に、投資銀行のM&Aで働く人達を中心に描かれています。1988年は、バブル時代の最盛期と言われた時期ですので、映画の中でも、経済の不安などみじんにも感じ冴えない社会背景が重なり、今とは少し違った価値観、家庭よりも会社や業績が一番だという捉え方をした映画となっています。秘書だったテスが、実力を発揮し徐々に成功したキャリアウーマンになる道のりを描いています。その構成とお話は、テンポよく進んで行くので見ている人を飽きさせずに、物語に集中させてくれます。だらだらした、説明的な台詞もなく、退屈させません。ムダな場面を大胆にカットし、次の場面を見せる構成の上手さを感じます。例えば、テスの上司であるキャサリンが、スキーへと遊びに行くのですが、次のシーンですぐに怪我をしてしまいます。場面の展開の早さが、小気味よく思わず笑...この感想を読む