スミス都へ行くの評価
スミス都へ行くの感想
純粋さをいいなと思える作品
ジェームススチュワートはまさに適役古き良きアメリカ。州選出上院議員に欠員ができ、急遽議員に祭り上げられるボーイスカウトの団長である青年スミス。純粋無垢で、元気いっぱいで、大志を抱き、一生懸命に職務をこなそうとしますが、自ら掲げるキャンプ場計画において、先輩議員とその黒幕が既に法案を提出しているダム建設と衝突することがわかり、その一派につぶしにかかられます。当初は、その先輩議員がそんな利権政治をやるはずがないと思っていました。さらには濡れ衣を着せられ、失意に陥ります。主人公のジェームス・スチュワートがまさに適役で快演。バカがつくぐらいの真面目ぶりを演じます。アメリカの良心そのものです。瞳やその表情に真摯さ、誠実さが溢れ、誰でも彼のことを信頼し好感を持つであろう人物を表現しています。忘れられないシーンの数々そして忘れられないシーンがたくさんあります。子ども達が食卓でスミスを口々に推すシーン...この感想を読む
「アメリカの良心」
アメリカ的なオプチミスト、フランク・キャプラ監督の作品。主演は「アメリカの良心」と言われた純真素朴な風貌のジェームズ・スチュアートである。主人公は中央政界の腹黒いお偉方に何も知らぬまま政治家として担ぎ出された地方の一青年スミス氏。地元でボースカウトの指導などをしているこの男は、政治家連の権謀術数のなぶりものにされるが、決然たる意志と無私の献身によって彼らのたくらみを阻止する。どんでん返しが何度もあり、スミスは何度も窮地に立たされるが、疲労困憊となりながらも善意を貫き通す姿は、アメリカの建国の理想そのもののようでもあり、あるいは虐げられたキリストの姿をそこに見ることが出来るかもしれない。とにかく涙なしには観れない映画だ。
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