たとえ人の道を外れたとしても、共に永遠を歩もう
紅麗
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「烈火の炎」は安西信行による漫画作品。「週刊少年サンデー」誌(小学館)に2002年まで連載された。単行本は全33巻が発刊されている。またTVアニメ化もされ、1997年フジテレビ系で放映された(阿部記之監督)。またパチンコにも「CR~」がある。 忍者にあこがれる主人公の少年・花菱烈火(はなびしれっか)はある日、不思議な少女・佐古下柳(さこしたやなぎ)と出逢う。彼らはお互い人にはない超常の能力(炎を生み出す/傷を癒やす)を持っており友人となるが、その能力をつけ狙う忍者術士たちとのバトルの渦に巻き込まれていく。 当作品は安西の出世作ともなった。当時の「サンデー」誌はスポーツや恋愛コメディといった傾向の作品が多く、烈火~のようないわゆる「能力バトル」系の作品は皆無であったが、そうした異色作あつかいの中ヒットを飛ばし先鞭をつける形となった。またアニメ化をきっかけにコミックス売上を伸ばしランキング上位に食い込むほどになった。
魔導具ってまさに子どもの夢です烈火の炎といえば、あらゆる属性の魔導具が登場することが魅力です。主人公烈火の炎は炎術士としての能力ですが、風子の風神、水鏡の水・氷を司る閻水、土門の土星の輪、小金井の機械的な鋼金暗器、そして柳の治癒という力(ヒーラー的役割)…王道なんですが、必要なところだいたい網羅できちゃってますよね。ところがそのありきたり感がない、それぞれの魔導具の技が…いいんですよ!!烈火の炎が連載されていたころの中では、ダントツ楽しい・かっこいい技だったと思います。最初はとても未熟なんだけれど、お互いが成長して強くなっていくのもいいし、技を表現するイラストが素敵で「自分もこんな能力ほしいー」と思ったものです。大きく分けると、①炎を何となく操れる高校生が紅麗という同じ能力を持つ人間との出会いで戦いに身を投じることが決まるまで、②裏武闘殺陣という死闘を繰り広げる大会に出場し、紅麗との決...この感想を読む
ラスト33巻まで読んで、不満を感じるのは紅麗の心情表現がもう少しあれば・・・というところである。ラストバトルで、烈火が柳を炎に変える時まで紅麗は天堂地獄を押さえる手助けをするが、烈火が決断するまでに紅麗がどのような心境の変化があって、手助けしたのかをもう少し丁寧に書いて欲しかった。雷覇によってお母さんを助けられた事や音遠と通じることで変化が起きた事はわかるが、ひとりで天堂地獄を相手にしながら、烈火に決断させるべく言葉を投げかけるまでには、もっともっと心境の変化があったハズなので、そこが不満。烈火や紅麗のつけている炎を押さえる封印についても、描写が少なかったと思う。森の屋敷で柳がさらわれた時に炎の制御ができず外さない封印という流れから、バトルを繰り返し天堂地獄を押さえる時も封印には触れなかった。烈火の精神や体力が成長し、封印を解いても火竜を扱えるという流れになるのかと思ったが、そうではなか...この感想を読む
この、コミックスについて読んでいくと時代劇にも少しづつ理解していくような作品になっていくのではないかと思います。私は、初めて見た時には「えっ!?」と少し意外な所にもなっていくようにも感じます。ですが、一番に思えたのは「仲間」という事が大切にもなってくるのではないかと思います。では、このシリーズについては歴史認識というような場面については楽しめるシリーズではないかと思います。しかし、歴史が苦手な方でも、意外にこのシリーズを読んでいくのが楽しめるのではないかと思うのです。次巻にも少しづつ期待していくのが少しづつあるのです。今後も、楽しんでいけるようにもなっていきたいと思います。
よみがな:くれい 年齢(作品時):20 身長:180cm 性別:男 所属:麗 性格:敵と認識した者には情け容赦は一切無く、その闘いの中での言動から残忍な性格のように思われるが根は情の深い優しい性格 特徴:人を殺す時には常に仮面を被っている。 特技:炎を自在に操る。炎の型は不死鳥であるが紅を取り込んだ事により...
よみがな:いしじま どもん ニックネーム:腐乱犬(フランケン) 年齢(作品時):16歳 血液型:O型 身長:190cm以上 性別:男 国籍:日本 住まい:実家は花屋 性格:思い込みの強い 特徴:モヒカン頭
よみがな:さこした やなぎ ニックネーム:姫 年齢(作品時):16歳 血液型:O型 身長:158cm 性別:女 国籍:日本 性格:天然ボケ お金持ちのお嬢様 特徴:治癒の力を持つ コンプレックス:胸が小さいこと
紅麗
森光蘭に命を奪われた紅を、自分の炎にすべく不死鳥を使った紅麗が言ったセリフ。
石島土門
想い人である風子が戦いに躊躇している時にかけた言葉です。 普段は想いをハッキリと伝えられず、自身も前バトルで満身創痍の状態でしたが、そうハッキリ言いのけて、一途で強い想いが感じられます。
佐古下柳
自身が敵に取り込まれそうになっていた時、自分の炎とさせることを迷っていた烈火に対して発した台詞です。 もう人間ではなくなってしまうのに、そう言い切ってしまう強い愛と信頼を感じます。