ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略のあらすじ・作品解説
ベルセルク黄金時代篇IIドルドレイ攻略は、劇場公開された三浦建太郎原作の長期連載漫画のアニメ作品である。この作品はファンの間で人気の高い黄金時代編をベースに全三部作として制作されたものの第二作目である。 この作品は、前作の続きである長剣を自在に操り戦う剣士ガッツが、グリフィスの傭兵組織を離れる決心をした後が描かれていく。ガッツがグリフィスの組織を去る決意をした頃、グリフィスの組織は、ミッドランド王国から難攻不落のドルドレイ要塞の攻略を命じられる。 今作の話は、黄金時代編の中でもガッツとグリフィスの関係性の変化などが描かれており、第3作目へとつながっていく物語を語る上で欠かせない重要なエピソードになっている。また、難攻不落の要塞ドルドレイ攻略戦は、大勢の人間とガッツが戦うシーンもあり、デジタル技術を駆使した迫力のある戦闘シーンとなっている。また、オーケストラをメインとした重厚な音楽が使用され、臨場感ある演出となっている。
ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略の評価
ベルセルク 黄金時代篇II ドルドレイ攻略の感想
どこをメインに描きたかったのか?
ベルセルクの映画化三部作の第2作目。1作目に比べ、明らかにクオリティが落ちていると感じました。ボリュームのある話を「映画」という短い話にまとめないといけないという苦労は分かりますが、この部分はどこをメインに据えたかったのか?この第2部のメインは、鷹の団が出世するきっかけとなったドルドレイ攻略~ガッツが鷹の団を退団するまでの話。まさに、惨劇の始まる直前までが描かれています。しかし、この作品、あまりにもボリュームがありすぎたためキャスカとガッツが昔話をする、洞穴のシーンや夢のかがり火などの心理描写に必要かなと思われる部分がカットされているためガッツとキャスカが惹かれ合う部分が強引だしかと思えば、グリフィスとシャルロットの濡れ場に時間を割いてるし・・・話のまとめ方が雑かなと思いました。ところどころ使われているCGも、なんか雑。とても気になりました。ベルセルクが好きな方にはお薦めしますがそうでも...この感想を読む