ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵のあらすじ・作品解説
ベルセルク黄金時代篇I覇王の卵は、劇場公開された三浦建太郎原作の不定期ではあるが長期連載漫画のアニメ映画である。この作品は原作漫画のエピソードの中でもファンの間で人気の高い黄金時代編をベースに全三部作として制作されており、今作品はその第一弾にあたる作品である。制作はSTUDIO4℃があたり、配給はワーナーブラザーズであった。 この作品は、戦乱の世界を長大な剣を自在に操る剣士ガッツを主人公に、ガッツの復讐の旅を描いた物語である。ガッツは、あるとき凄腕で知られた騎士を倒し、傭兵組織を率いていたグリフィスに目を留められる。そして決闘の末、そんなグリフィスの組織の仲間になり共に激戦を潜り抜けていく中で堅い絆で結ばれていく。しかし次第にグリフィスの夢のために戦うことに疑問を感じるようになってしまったガッツは、グリフィスのも元を去る決意をする。 このアニメの原作漫画は、ドイツやフランスといった多くの国々で翻訳されており、海外でも人気の作品となっている。
ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵の評価
ベルセルク 黄金時代篇Ⅰ 覇王の卵の感想
ダークファンタジーの映画化
漫画が原作のこの作品は、漫画の一部分を映画化してファンの間で話題になりました。中世のヨーロッパを彷彿させる世界が舞台で主人公のガッツが使徒と呼ばれる化け物と戦う姿が描かれています。しかし、映画では、主人公ガッツが、もう一人の主人公格のグリフィスと出会ってから使徒と戦うことになるまでの話、「鷹の団編」と呼ばれている部分を三部作として描いています。この1部では、ガッツがグリフィスと出会って鷹の団に入団し鷹の団が兵団として出世する戦いの直前まで。以前、テレビでこの三部作と同じ部分がアニメ化されていましたが映像はこちらの方がはるかに綺麗です。ところどころCGなんかも使っています。まだ、ダークファンタジーと呼ばれる片鱗が垣間見える程度でグロイグロイとよく言われますが、そこまで激しいものでもないかなって思います。苦手な方でも、たぶん大丈夫じゃないかな。でも、戦いものが苦手な方には、やはりお薦め出来な...この感想を読む
グロいけどカッコイイ!
中世ヨーロッパを模した世界をダークファンタジーに描いた全3部作の第1作目劇場版アニメです。映像化は今回が初めてではなく1997年にテレビアニメとして放送されていましたが、15年振りにベルセルクサーガプロジェクトと題して劇場版アニメとして制作されました。今作は当時使われていなかったCGも多く使われていて映像のクオリティも格段に上がって見応えがある映画になっています。クオリティが上がった分グロテスクな描写も激しくなっていて苦手な人は注意してほしいです。それと私が気になった所はクオリティが上がったのは確かですが所々CGがのっぺりしていて動きが不自然に見えてしまう所があったのが残念です。中世の戦いが好きな人や中二的要素が好きな人には薦めたい作品です。
感動出来るグロさ
これもハマったアニメの1つです。中世、ダークファンタジーといった所ですね。ストーリーはもう文句なしですね。アニメ版の序盤はいい事ばかり起きますが、後半では絶望のドン底になるんですよね。漫画版ではドン底から這い上がって行きますが、アニメ版だとドン底エンドなんですよね。どうドン底かというと、グロすぎるとだけ言っておきます。これはゴールデンタイムで放送は無理ですね。息を呑む戦いが多く、見てるこちらも汗をかいてしまいましたね。蝕のシーンは感動と恐怖が同時に押し寄せて来ましたよ。私は怖いのは平気な方ですが、そんな私でも怖いと感じたので相当な怖さと思って頂ければと思います。