鴉-KARAS-のあらすじ・作品解説
鴉-KARAS-はタツノコプロ企画室原作、さとうけいいち監督によるOVAである。アニメーション制作はタツノコVRCで、タツノコプロ40周年記念作品として作られ2005年5月28日から2007年10月26日にかけて全6話がリリースされた。第5回東京国際アニメアワードのオリジナルビデオ部門では優秀作品賞を受賞した。2006年4月にはXbox Liveでのオンライン配信が開始された。 「ゆりね」と「鴉」によって秩序が守られているという設定の世界を舞台としており、廻向率いる「御座衆」に新たな鴉となった乙羽が立ち向かうというストーリーである。 1話から3話までのエンディングテーマはルルティアが歌う「セレナイト」で、オリコンチャートでは最高197位にランクインした。4話と5話のエンディングテーマはサシャ・アントニスが歌う「Under Fire」である。 対戦型格闘ゲーム「タツノコ VS. CAPCOM」には鴉が登場する。
鴉-KARAS-の評価
鴉-KARAS-の感想
アニメ史上でNo.1のカッコ良さ
アニメーションの完成度アニメという媒体で、ここまで完成度が高められるのだと驚かされる作品です。キャラクターデザインにこだわっていることも伺えて、とても素晴らしい作品だと思います。ガッチャマンに始まったタツノコプロの集大成とも呼べるアニメ作品に仕上がっているのではないでしょうか。アニメーションでは、文句なしに最高レベルにある作品で、絵の綺麗さだけでも十分に観る価値のあったアニメ作品でした。大人向けのアニメーション作品だけあって、マニア層も納得せざるを得ないクオリティーだと断言できます。ヒーローものといえば、やはりタツノコプロであることを知らしめるアニメーションだと言えます。タツノコプロにしてみても、それだけの自負とプライドに賭けて制作された作品なのも間違いないでしょう。ただ、鴉の見た目は、牙狼とイメージ重なります。黒くて、カラスをイメージした牙狼という印象は拭えないです。この部分は良い点...この感想を読む