どこをメインに描きたかったのか?
ベルセルクの映画化三部作の第2作目。 1作目に比べ、明らかにクオリティが落ちていると感じました。 ボリュームのある話を「映画」という短い話にまとめないといけないという 苦労は分かりますが、この部分はどこをメインに据えたかったのか? この第2部のメインは、鷹の団が出世するきっかけとなった ドルドレイ攻略~ガッツが鷹の団を退団するまでの話。 まさに、惨劇の始まる直前までが描かれています。 しかし、この作品、あまりにもボリュームがありすぎたため キャスカとガッツが昔話をする、洞穴のシーンや夢のかがり火などの 心理描写に必要かなと思われる部分がカットされているため ガッツとキャスカが惹かれ合う部分が強引だし かと思えば、グリフィスとシャルロットの濡れ場に時間を割いてるし・・・ 話のまとめ方が雑かなと思いました。 ところどころ使われているCGも、なんか雑。 とても気になりました。 ベルセルクが好きな方にはお薦めしますが そうでも無い方には、あまりお薦めできません。
- あなたも感想を書いてみませんか?
- レビューンは、作品についての理解を深めることをコンセプトとしたレビューサイトです。
コンテンツをもっと楽しむための考察レビューを書けるレビュアーを大歓迎しています。 - 会員登録して感想を書く(無料)