天使禁猟区のあらすじ・作品解説
天使禁猟区は「花とゆめ」に1994年15号から2000年22号にかけて連載された由貴香織里による漫画を原作としたアニメである。アニメーション制作はハルフィルムメーカー、監督は佐山聖子で、2000年5月25日から8月25日にかけて全3話のOVAとしてリリースされた。 主人公の無道刹那が地獄から来た邪鬼から有機天使アレクシエルの生まれ変わりであることを告げられたことをきっかけに様々な事件が起きるというダークファンタジー作品である。 オープニングテーマには柚楽弥衣が歌う「MESSIAH」が、エンディングテーマにはΦPhlが歌う「KNIFE OF ROMANCE」が使われ、2000年8月23日にはオリジナルサウンドトラックがリリースされた。 1998年12月16日から2001年9月29日にかけてはドラマCDも発売された。 原作漫画の単行本は全20巻で、発行部数は800万部を突破した。全10巻の文庫版も存在する。
天使禁猟区の評価
天使禁猟区の感想
原作漫画のエピローグ
OVA作品の位置付け原作漫画は、全20巻で構成された長編物語です。その内容をOVA作品3巻に纏められるわけはありません。私自身、原作漫画は読んでいませんが、原作漫画の内容の一部をピックアップして脚本を作られているのだと考えられます。OVA作品を観て物語の続きが気になれば、原作漫画を読んで下さい、という位置付けのものなのだと思います。登場する人物や天使、世界観は深いもので、凝りに凝っているものです。非常に細かく設定されていますので、それを理解するだけでも、頭が痛くなりそうな印象を持ってしまいます。ただ、描き方次第では、テレビアニメ放送できる内容の物語だと思います。ひょっとしたら、テレビアニメ化されることはあるのかもしれません。エンディングの在り方は、物語はまだまだ続くような終わり方をしていますので、先の展開が気になってしまいます。兄妹の愛の行方はこれからどうなるのだろう、と観る側に訴えて...この感想を読む