かのこん 真夏の大謝肉祭のあらすじ・作品解説
「かのこん 真夏の大謝肉祭」は、MF文庫Jから刊行された、西野かつみのライトノベルを原作とするアニメのOVA作品である。 上・下の2巻で構成され、上巻は2009年11月に、下巻は2009年12月に、それぞれDVDとBlu-rayで発売された。監督は大槻敦史、アニメーション制作は「XEBEC」が手がけている。 この作品には、人間社会に溶け込んで生きる様々な妖怪たちが登場する。主人公となる高校生「小山田耕太」は、田舎から「薫風高校」に転校してきた純朴な少年。転校初日、彼は一学年上の美少女「源ちずる」に呼び出され、一目惚れしたと言って押し倒されてしまう。なんと彼女は、何百年も生きている狐の妖怪だった。そうして現代に生きる妖怪たちと接点を持った耕太は、様々なイザコザに巻き込まれていく。 OVAでは、耕太が薫風高校に転校してきてから初めて迎える夏休みが舞台となっている。耕太とちずるを中心として、仲間たちと過ごす夏休みのほのぼのとした風景が描かれる。
かのこん 真夏の大謝肉祭の評価
かのこん 真夏の大謝肉祭の感想
映像について行っていないシチュエイション
作画や構図に関して、お話の攻勢に関しても成人向けのものとなっています。間違って子供が見ても笑えるように工夫はされていると思われる。人間本来の体の構造はほとんどの場面で無視されている。BGMの完成度はプロ並み。と言うか専門家の、そのものでした。主人公の体形は人間の筋肉の付き方や骨や関節の動き方を完全に無視しています。体の各関節の動きが人間ではない!狐の妖怪だから仕方ないのかも?胸の位置と形が生物学的におかしい。あの体形を維持するには背筋がかなり発達していることが前提になる。営巣の中で、直立するあの主人公の立ち方や屈み方など、観察していると後背筋全体と首の筋肉や背骨に、かなりの負荷がかかっていると思われる。 あまり安心できない状況の映像が続く。あれだけの美少女だし監督ももう少し出演者たちの健康に気を使ってもらいたい。設定と作画自体は卑猥な状況をマイルドに娯楽的に描いている。が、確かR12指定...この感想を読む