忘れたくなくても、思い出はどんどん消えてっちゃうよ。だから、覚えてるうちは大事にしなよ。
本宮籐子
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ドラマレビュー数 1,148件
アラサー女子の等身大深津絵里さん演じる本宮籐子は広告代理店に勤めるOLさんです。クリエイティブの部署にいましたが、致命的なミスにより庶務課へ左遷。仕事も恋もうまく行かず行き詰まった状態で自堕落に生活していました。しかし、手違いではあるものの、業界きってのやり手である貫井さんの独立に伴い引き抜きの声がかかり、現状を変えるために転職をします。そして貫井さんと仕事を通じて親しくなり、最終的にはうまいことまとまってしまいます。これが当時世のアラサー女子の心を掴み、夢中にさせたドラマの全容です。批判的ではなく、ドラマに感情移入する女性が多いことから、世の中のアラサー女子たちはこんなにも仕事に恋に忙しいのだなあと驚きました。どちらか片方が充実していればいいというわけではなく、仕事に力が入れば恋はおろそかになり、時間的余裕も心の余裕もなくなり、面倒臭くなり、若い頃の怖いもの知らずではなくある一定の現実...この感想を読む
30歳という分岐点ドラマ放映の2002年頃といえば、バブル崩壊から約10年経ち、浮かれていた世代を垣間見ながら育った学生たちが社会人として何年か過ごしてみたものの、この先どうしようか、転職がステップアップにつながるだろうか、女性においては結婚はどうするか?子供を産むなら今だろうか?という立ちはだかる問題に頭を悩ませていた時代であったかもしれません。このドラマの主人公籐子はずばりその世代の代表みたいな憂いを持っており、冴えない会社での立場、家に帰ってみるテレビは人の悲劇オンパレードの番組で、お気に入りの理由は人の不幸を見ると安心するから、という悲しい理由、かといってローンを組んでマンションを購入し、一人で生きていく覚悟をしている親友の真季のようにもなれない、という彼女にさらに追い打ちをかけているのは30歳という年齢のようです。同じ年齢の真季が見せる朝一の素顔が出るシーンは、一瞬放送事故では?と...この感想を読む
よみがな:もとみやとうこ ニックネーム:とうこさん 年齢(作品時):30歳 性別:女 国籍:日本 住まい:東京都 所属:貫井企画 性格:一生懸命 好きな食べ物:お酒 物語上での目的:諦めかけていた恋愛や仕事を取り戻していく
よみがな:ぬくい こうたろう 性別:男 国籍:日本 住まい:東京都 所属:貫井企画 性格:仕事に情熱的 ポリシー:かたくなに理想を追求する 特技:デザイン 物語上での目的:独立した会社での成功 職業:広告クリエイター
よみがな:くらもちゆうすけ ニックネーム:勇祐、倉持さん、お兄ちゃん 年齢(作品時):30 性別:男 国籍:男 住まい:東京都 家族構成:父母、妹(1人) 性格:穏やか、紳士的、少々せっかち 好きな食べ物:赤ワイン 転勤先:イタリア ミラノ
本宮籐子
失恋して、相手のことが忘れられない、どうしたら忘れられるのかと嘆く壮吾に対して藤子が言った言葉。
貫井功太郎
主人公の籐子の「25歳の時に結婚しておけばよかった」という言葉に返した言葉。25歳で結婚していても後悔していただろうという鋭い指摘であり、貫井の後悔や決断に対する考え方が強く表れた言葉です。
本宮籐子
冒頭シーンにも流れますが、改めて最終話にも流れます。 昔見たドラマですが、改めて自分がその歳になったときこの言葉の意味がとてもわかりました。