透明人間のあらすじ・作品解説
『透明人間』は、1996年4月13日~1996年7月6日まで日本テレビ系列の毎週土曜日「土曜グランド劇場」枠で放送されていた、SMAP・香取慎吾が主演のテレビドラマである。また主演の香取慎吾にとっては連続ドラマ初主演作品であり、そしてこのドラマは非常に好評だった為、全12回の放送が1回延長され全13回の放送となり、VHSソフト化されている。 小笠原諸島・母島から報道カメラマンを目指し、本土にやってきた20歳の青年である主人公・長谷川半蔵を香取慎吾が演じ、謎の露天商から手に入れた薬で一時間だけ透明人間になり、世の中の悪事を暴くというストーリーで、香取慎吾が劇中で全裸姿になったり、お尻を丸出ししたりする体当たりの演技などが話題となった作品である。 共演者には、主人公・長谷川半蔵とコンビ組む新聞記者・笹森飛鳥を深津絵里が演じ、警視庁捜査一課刑事・遠山達夫を石田純一、警視庁科学捜査研究所主任・西村信子を黒木瞳が演じている。その他、森本レオや黒谷友香・石塚英彦などが出演している。
透明人間の評価
透明人間の感想
んーーーキャストはいいのにな
テーマの設定もいい。キャストもいい。しかしこの作品は完璧に駄作だと思う。アイドルを見せたかっただけなのであろうか?透明人間になって数々の問題を解決!!っていうのはストーリーを作るのはさほど難しく無いはずである。何がこの作品を滑稽にさせているかというとそれは悪役の存在であろう。悪役があまりにも悪役然としすぎていて、見ているこちらとしては子供だまし感が否めなくなっている。命名もゼウスグループってやりすぎだとしか言いようがない。しかもその悪役のトップに嶋田久作を起用するなんてもう悪の存在を前面に出しすぎているのだ。単純に透明人間が題材ならばもう少しひねりようがあったのでは無いか?キャストにはジャニーズの香取慎吾を起用するなどおそらく視聴者としては見ていて期待できる配役なだけに、演出や脚本レベルでの残念さがこの作品をつまらなくしてしまっている。俳優として香取慎吾を起用したのであれば香取慎吾らし...この感想を読む