きらきらひかるのあらすじ・作品解説
『きらきらひかる』は、1998年1月13日から3月17日まで全10回、フジテレビ系で放送された連続ドラマである。主演は深津絵里、脚本は後に「白い巨塔」などの人気作を手掛ける井上由美子が書いた。郷田マモラの同名漫画が原作で、遺体を検案して死因の真相を究明する女性監察医にスポットをあてた物語であるが、映像化にあたり恋愛要素が付け加えられて、原作とは異なるテイストになっている。 ストーリーは毎回ゲスト俳優を招き、監察医の立場から死因の謎を解いていく形式で、深津絵里が演じる天野ひかる、松雪泰子が演じる月山紀子、小林聡美が演じる黒川栄子、鈴木京香が演じる杉裕里子の4人の監察医の活躍を描いている。 1999年4月23日には『きらきらひかる2』が、2000年4月4日には『きらきらひかる3』がスペシャルドラマとして放送された。 主題歌にはMr.Childrenの14作目のシングル「ニシエヒガシエ」が採用され、ドラマとともに話題になり、オリコン週間1位を獲得した。
きらきらひかるの評価
きらきらひかるの感想
自分にとって大切な出会い
憧れる人物との出会い私がこのドラマを最初に見たのは小学校4年生の時でした。その時は小学校の友だちに勧められてこのドラマをみたのを覚えています。それまでは解剖や監察医といった言葉を知りました。それから夢中になりドラマにかじりつき、様ざまな専門用語を覚え、友人ときらきらひかるごっこをしました。その中でも私の中で特にインパクトに残ったのは松雪泰子さん演じる月山でした。彼女の口癖は「私を誰だと思ってんのよ。」でした。女性のそんな強気な姿を私は初めてみたように思います。1人でも自立して生きている様子や、刑事としての仕事姿、たまに見せる弱気な部分に女性として憧れたのは言うまでもありません。私はこのドラマを通して、友人との繋がりを深めることができたと同時にこんな大人になりたいという夢を持つことができました。絆の大切さきらきらひかるは1話解決するストーリーだったため非常に見やすかったです。ストーリーが終...この感想を読む
今ではあり得ない超豪華メンバーによる感動のストーリー
法医学のドラマってどうしても謎解きばっかり多くなっていて、見ていてただの事件解決の流ればっかり追いかけている気持ちになってしまいます。このきらきらひかるもそんな法医学物なのかなーと思っていたらいい意味で裏切られるドラマでした。4人の女性と死体解剖なんていう絶妙なミスマッチから紡ぎ出される一つ一つの悲しいストーリーはおそらく男性の俳優では成し得なかった雰囲気なんだと思います。もしこれが女性でなく男性キャストによる作品であったなら全く同じストーリーでもここまで感情移入できなかったことは間違いないでしょう。阪神淡路大震災の混乱のなかから紡ぎ出された親子の珠玉のストーリーと良い、挿入歌のギターが奏でる死者に対する鎮魂歌の様なメロディーと良い、今までの法医学系のドラマの常識を覆すような作品に仕上がっていると思います。法医学物に見られるような解剖の派手さや専門用語の羅列によるインパクトではなく、解...この感想を読む
きらきらひかるの登場キャラクター
杉冴子
よみがな:すぎさえこ ニックネーム:さえこ 年齢(作品時):20代くらい 身長:ふつう 体重:ふつう 性別:女 国籍:日本 住まい:日本 所属:社会 物語上での目的:脇役
森田かずや
よみがな:もりたかずや ニックネーム:もりた 年齢(作品時):20代くらい 身長:ふつう 体重:ふつう 性別:男 国籍:日本 住まい:日本 所属:病院 物語上での目的:脇役
月山紀子
よみがな:つきやまのりこ 年齢(作品時):26歳 性別:女性 国籍:日本 所属:警視庁刑事部捜査第1課 特徴:行き過ぎた捜査で窮地に立たされることがしばしばある 口癖:「あたしを誰だと思ってんのよ」 職業:刑事 階級:警部補 学歴:早稲田大学卒