ファーストガンダムからZガンダムへの世界~ニュータイプの存在 - 機動戦士Zガンダム [ゼータ]の感想

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機動戦士Zガンダム [ゼータ]

3.903.90
映像
3.50
ストーリー
3.70
キャラクター
4.00
声優
4.20
音楽
4.20
感想数
5
観た人
13

ファーストガンダムからZガンダムへの世界~ニュータイプの存在

4.54.5
映像
3.5
ストーリー
4.0
キャラクター
5.0
声優
5.0
音楽
5.0

オープニングは宇宙空間の三次元描写~クワトロ大尉、アポリ中尉、ロベルト中尉が搭乗するリック・ディアス。最初に観たン十年前には、この段階で声優が池田秀一というだけでシャア・アズナブルなのだろうと想像してワクワクしたものだ。でも何故リック・ディアス同士が手をつなぐ必要があったのだろう…。 その後のシーンでカミーユ・ビダンが登場する。柔道の練習を「病欠します!」と言って抜け出していくシーン。この辺りで改めて感じるのが、この時代のアニメは入射光の多用がされている事。あしたのジョー2あたりからだったと思うけど、やたらと多い。 アナログなセルアニメ時代だったからこそ、技法をどんどん使いたかったのかもしれないと思った。専門家じゃないから詳しくはないけど、透過光や多重露光とかも結構あるし。 ファ・ユイリィとともに宇宙船に乗り、クワトロの存在を感じるカミーユ。クワトロもまた「この感触、アムロ・レイ・・・ララァ・スンか」とニュータイプを感じるシーンがあり、ファースト世代から観ている者には、たまらなかった筈だ。 ファーストのイメージを踏襲しながらも、ジェリドやエマなどのキャラクターがZガンダムという作品に厚みを持たせているんじゃないかな。

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他のレビュアーの感想・評価

俺が見たかったのはこんなZだ!

「刻の涙」めっちゃ見せられた放送開始当時「君は刻の涙を見る」というナレーションをかっこいいな、という程度で見始めたが、中盤になってくると「刻の涙」ってもしかしてファーストのようなガンダムを期待しても製作者側はそんなものを作る気はないので視聴者が流す涙ってことか?と思い始めた。感情移入しにくいカミーユ、戦わないアムロ、弱いシャア、前半はフラストレーションの連続だった。1話でカミーユがMk-2に乗る動機に納得した人間は一人もいないだろう。アッシマーごときに苦戦するシャアにも誰もが違和感を覚えただろう。しかし誰もが「ガンダム」なんだから、きっとここから面白くなるさ、と信じていた。そして香港でのフォウとの出会いから話は盛り上がり、彼女の犠牲を払ってシャトルで宇宙へ上がるカミーユに「来た来た!」と喜んだのもつかの間、やっぱりカミーユは気難しいし、シャアは弱い。再びキリマンジャロでのフォウ登場で息...この感想を読む

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