闘将ダイモスのあらすじ・作品解説
闘将ダイモスは1978年4月1日から1979年1月27日の毎週土曜日18時から18時30分にテレビ朝日で放送された全44話のアニメ番組である。 1979年3月17日には東映まんがまつりの中の1本として第24話が劇場公開されている。2007年にDVD-BOXが発売された。 ひょっこりひょうたん島の演出をしていた長浜忠夫監督によるロボットシリーズの1つであり、男女の愛をテーマにしている。 主人公の竜崎一矢は、父親の竜崎勇博士と和泉振一郎博士が設計したダイモライトで動くスーパーロボットダイモスを操縦する。 故郷を失ったバーム星人が安住の地を求めて地球人と会見するが、バーム星代表のリオン元帥の暗殺事件(毒殺)によって決裂し、リオン元帥後任のオルバンは地球側の陰謀であると宣戦布告、1999年リオンの遺児リヒテル提督率いる戦闘ロボ軍団は地球人への攻撃を開始する。竜崎一矢は戦いの中で記憶を失った少女エリカと出会い恋に落ちるが、エリカはバーム星人リヒテルの娘だった、というストーリー展開である。
闘将ダイモスの評価
闘将ダイモスの感想
ガンダム以前にも「戦争」「人間ドラマ」を書ききったロボットアニメはあった!
長浜ロマンロボットシリーズの終焉、そして生まれるガンダム本作は1978年、長浜忠夫監督のロマンロボットシリーズの3作目として放送された。ロマンロボットと言えば「超電磁ロボコンバトラーV」、「超電磁マシーンボルテスV」と本作だ。正直なところ当時少年だった人が現在でも最も覚えているのは「コンバトラー」の「超電磁ヨーヨー」「超電磁コマ」などの奇抜な武器だろう。この発想と合体メカのかっこよさで「コンバトラー」は人気を博した。その後も最もゲームに登場しパチンコ台になったりしているのもやはり「コンバトラー」だ。美形悪役という地位を確立した敵将ガルーダも印象深い。次作「ボルテス」は「コンバトラー」よりドラマ性を重視し、玩具の売り上げは下回ったもののて一定の評価を得た。3作目として長浜監督は更にドラマ性をアップする道を選んだ。しかもそのテーマに「男女愛」を据えた。正直この選択は視聴率、おもちゃの売り上...この感想を読む
闘将ダイモスの登場キャラクター
三輪防人
よみがな:みわ さきもり 年齢(作品時):45歳 性別:男性 所属:国連地球防衛軍太平洋本部司令長官・兼日本防衛庁長官 性格:ヒステリック ポリシー:地球を愛してやまないが独善的な傾向も強いために、自分の意にそぐわない意見には耳を貸そうとせず、兵士や人質、民間人の犠牲も厭わない偏狭な人物。 特徴:独善...
夕月京四郎
よみがな:ゆうづき きょうしろう 年齢(作品時):18歳 性別:男性 所属:ガルバーFXIIのパイロット 性格:一見はキザに見える 特徴:天然のアフロヘアにサングラス、常にコート姿で日本刀を背負っているという特殊な出で立ちである。 特技:剣術の達人 癖:「**曰く――」と先人の名言をことある毎に引用するクセが...
竜崎一矢
よみがな:りゅうざき かずや 年齢(作品時):18歳 性別:男性 性格:正義感あふれる青年 趣味:ドラムス 特技:空手の達人 物語上での目的:竜崎勇博士の一人息子であり、ダイモスの操縦者でもある。 親友:夕月京四郎(ゆうづき きょうしろう) 壮絶な過去:14歳の時に宇宙飛行士訓練センターでの事故で全身麻痺となっ...