トップをねらえ！のあらすじ/作品解説

トップをねらえ！のあらすじ・作品解説

トップをねらえ！は、1988年に発表されたＯＶＡ（オリジナルビデオアニメーション）作品で、一話30分全6話の構成である。製作はガイナックスで、監督は、後にふしぎの海のナディアや新世紀エヴァンゲリオンの監督として、アニメ界の大御所になる庵野秀明氏である。あらすじは、宇宙に進出した人類に襲い掛かる宇宙怪獣に対し、地球側がエリートを養成、トップ部隊と呼ばれる精鋭部隊はマシーン兵器を操り宇宙怪獣と死闘を繰り広げる。しかし、宇宙怪獣討伐に向かったエクセリオン艦隊は旗艦を除き壊滅、最後の反抗作戦として人類は最終兵器バスターマシーンシリーズ（1号2号はヒロインが乗るガンバスター、3号はブラックホール爆弾）を銀河中心、宇宙怪獣の巣に送り込むのである。アニメ作品としては、第一話に映画やアニメのパロディを入れ、最終回を白黒映像にするなど、実験的な要素を取り入れた作品としてアニメファンに知られている。メディアミックス展開としては、複数の漫画化とゲーム化が行われ、本編の小説版も販売されている。

トップをねらえ！の評価

総合評価: 5.005.00; (2件)

映像: 5.005.00

ストーリー: 5.005.00

キャラクター: 5.005.00

声優: 5.005.00

音楽: 5.005.00

評価分布をもっと見る

トップをねらえ！の感想

投稿する

旧作であることを感じさせないクオリティー

庵野秀明さんの初監督作品庵野さんといえば、代表作に初監督作品である「トップをねらえ！」、そして、「不思議の海のナディア」、さらにアニメファンでなくても有名な作品「エヴァンゲリオン」シリーズを手掛けた方です。それぞれの作品に同じ要素や共通した設定が脈々と受け継がれているものがあるのも面白みのひとつだと考えます。「不思議の海のナディア」との共通点まずは、「トップをねらえ！」と「不思議の海のナディア」ですが、両作品は分類されるジャンルが全然違います。「トップをねらえ！」はＳＦロボットものであることに対し、「不思議の海のナディア」は冒険活劇に仕分けされます。そして作品のメッセージ性も全く異なりますので、知らないと同じ方が制作したアニメ作品であることにも気付かないのではないでしょうか。しかし、共通項と呼べるものがいくつかあります。ひとつは、女性を主人公にして、女性にスポットを当てた作品であると...この感想を読む

5.05.0

つくも
2016/06/06

294view
2436文字

PICKUP

努力と根性の燃えロボットアニメ！

エヴァンゲリオンで有名なガイナックスが手掛ける努力と根性のスポコンSFロボットアニメ！80年代を代表する作品と言っても過言ではないかと私は思っています。DVD1巻には1,2話が収録されており、タッチの浅倉南役で有名な声優日高のり子さんが演じる主人公「タカヤ・ノリコ」が宇宙怪獣と戦うため沖縄女子宇宙高校でマシーン兵器の訓練をして、ノリコのあこがれのお姉様である「アマノ・カズミ」と共に日本代表としてトップ部隊に編入する内容となっている。最初の見所はまだまだ未熟なノリコがカズミのパートナーとして相応しくなるためにコーチと共に努力と根性で成長していく姿である。努力と根性だけって言うのも単調であるが何も考えずに作品を楽しめてしまうのがこのトップをねらえ!の魅力でもある。

5.05.0

アニメ視聴屋
2013/06/20

36view
334文字

トップをねらえ！の名言

いいかタカヤ、一つ教えておく、自分を守れるのは自分だけだ、しかし、そのために仲間を犠牲にすることは許されん。自分を守り、さらに仲間を救いたければ、それだけの努力をしろ。

大田浩一郎

パイロットになるための特訓中に主人公にいった台詞

ひとつひとつは小さな火だが二つ合わされば炎となる

大田浩一郎

ノリコとカズミ。一人ずつの力では足りなくとも二人の力を合わせれば大きな力になるということを諭すセリフ

こぼれた水はまた汲めばいい…

大田浩一郎

ノリコのことで相談に行ったカズミに言った言葉

トップをねらえ！のあらすじ/作品解説

トップをねらえ！

トップをねらえ！のあらすじ・作品解説

トップをねらえ！の評価