俺は夢、盗まれたからな。取り返しにいかにゃあ。
ルパン
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「ルパン三世 ルパンVS複製人間」は、1978年12月16日に公開が始まった劇場用アニメーション映画である。モンキー・パンチによるマンガ「ルパン三世」を原作としている。本作品の公開前に「ルパン三世」はテレビ用アニメ作品になっているが、劇場用作品は本作品が第1作となる。 「ルパン三世 ルパンVS複製人間」の制作は東宝。監督は吉川惣司。音楽は大野雄二。エンディングテーマ曲として、三波春夫が歌う「ルパン音頭」が起用された。主なキャストはルパン三世役に山田康雄、次元大介役に小林清志、峰不二子役に増山江威子、石川五エ門役に井上真樹夫、銭形警部役に納谷吾朗、マモー役に西村晃などである。 ストーリーは、持つ者に永遠の命を与えるとされる「賢者の石」をめぐるルパン一味とマモーとの攻防が描かれる。本作品ではクローン技術がひとつのテーマとなっており、原作マンガやテレビアニメ版の雰囲気を踏襲しつつもSF要素を備えたストーリーになっている。
ルパン三世劇場版アニメ第一作、40年近い歳月が過ぎても色あせない最初からシリーズ化が約束された一部の例外を除き、映画を作るという行為は、二作目のことなど考えず、その時のベストを出し切るものだろう。本作はまさにそのような気概が感じられる。これぞルパン三世! そういう作品だ。アクション、お色気、緊張感を伴うチームワーク、痛快さ、困難なチャレンジ、娯楽性、どれが欠けてもルパン三世とは呼べない。それらを2時間に満たない尺にぎゅうぎゅうと、これでもかと押し込んで、しかしすっきりとまとまった作品だ。しかも、1978年の公開から、実に40年近い歳月が流れているのに、全く色あせていない。何故そんなことが可能なのだろうか、以下にその考察を語ろう。 ルパン原理主義を貫いた作品テレビシリーズではマイルドになりがちなルパンファミリーの各キャラの特徴が、本作では非常に濃い。ルパンはとにかく好色で、短絡的で、負け...この感想を読む
ルパンVS複製人間とタイトルが書いてある通り、この物語はルパンとクローン人間との戦いです。この作品は長年ルパン三世を放送している作品の原点とも言える劇場版第一作です。製作費は5億円もかかっており、ルパン三世を知っている人でこの作品を知らないと言う人はいないと言うほど、超名作中の名作です。悪役であるクローン人間がルパンのクローンを使い、ルパン三世をこの世から消したように見せるところから始まり、その謎を解明していく途中で、クローン人間との闘いが始まります。クローン技術など、理論上では出来ることですが、現代の医学でクローンを作ってしまうと、とんでもないことが起こることをこの作品では表現しており、そのフィクションをルパンがどう対処していくか、それが見所です。クローンでも、元となった人間と同じように行動でき、それでルパンを追い詰めるところもハラハラします。クローン技術を披露する怪人マモーと、ルパンの...この感想を読む
よみがな:るぱん 身長:167cm 体重:63㎏ 性別:男 性格:女たらし 特徴:猿顔 特技:ルパンダイブ(服を一瞬で脱ぐ) 愛車:メルセデス・ベンツSSK 苦手な物:銭形警部、くすぐられること、好戦的な殺し屋、タコ、高慢な金持ち、ツタンカーメンの金のマスク関係、ロゼッタ叔さんのストリップ 愛用品:ワルサーP38
よみがな:まもー
ルパン
マモーと決闘しに行く時にルパンが言った言葉。
マモー
ルパンを捕らえ、頭の中を覗く機械にセットしたマモーが、その脳内が「虚無」であることに驚き叫んだセリフ。