あきらめちゃいけない、夢をあきらめたら夢の方も私たちをあきらめてしまう
ナナミ・シンプソン
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七つの海のティコは1994年1月16日から12月18日にかけてフジテレビ系列で放送された原案広尾明、高木淳監督によるアニメである。 『世界名作劇場』シリーズ20周年記念作品であり、同シリーズの中では唯一現代を舞台とし、主人公が日系人という異色作でもある。 主人公の少女、ナナミは父のスコットを始めとする仲間たちやティコというシャチと共に、伝説のヒカリクジラを求めて調査船ペペロンチーノ号で世界中を旅する。やがてその旅の中で「GMC」という組織の陰謀に関わっていくことになる。 オープニングテーマ「Sea loves you」とエンディングテーマ「Twinkle Talk」、そして挿入歌の「海で会えるよ」は篠塚満由美が歌っており、全5巻のレーザーディスクの最終巻には挿入歌のインストゥルメンタルが収録された。 ノベライズは原案の広尾明の手による角川スニーカー文庫から刊行されたものと、草原ゆうみによる竹書房から刊行されたものの2種類がある。
「世界名作劇場」シリーズの作品とは“名作”とあるように、既存の小説や童話など、特に昔から世界の人に親しまれてきた外国の作品を原作とした作品で、それを1年間の長期にわたって丁寧に描いていくシリーズ。一時期、フジテレビの日曜夜7時半と言えば名作劇場というくらい人気を博していた。シリーズ20周年の作品「世界名作劇場」に含まれる作品については諸説あるが、現在最もポピュラーなものは日本アニメーションが制作するようになった「フランダースの犬」以降の作品とするもので、これを第1作として数え、本作は第20作に当たる。つまり、シリーズ20周年作品、というわけである。だからこそ、日本アニメーションは力を入れたのであろう。まず、それまでにない豪華な声優陣を配した。林原めぐみ、池田秀一、水谷優子、緒方賢一、納谷六朗、増岡弘、矢島晶子(敬称略)など、軒並み当時全盛期の声優を起用した。そして、「世界名作劇場」シリ...この感想を読む
今ではなくなってしまった「世界名作劇場」シリーズの一つでオリジナル作品。主人公のナナミは赤ん坊のころからシャチのティコと共に育ち、一心同体という、非常に子供心をくすぐる設定。成長した今はシャチの獰猛性を知っているのでとんでもないなと思うが、人ではない生き物と深く心を通わせるというのは老若男女問わず多くの人にとっては「ロマン」であると思う。恐らくスタッフは海の環境問題などに興味を持って欲しいという気持ちが少なからずあったのだろう。その為に人の「ロマン」を突いたのは上手い手法だったと思う。ナナミとティコを通して保護動物やその生態を知ることも出来て良いアニメだったのだが、視聴率は低かった上に最終回は未放送という残念な結果に。狙いは悪くなかったはずなのに上手くいかなかった理由は何だろう? と考えてある時ビデオを見返して気付いた。これ真面目過ぎる。ほのぼの要素もあるのだが、真面目な問題を扱ってい...この感想を読む
船で世界中を旅しているっていう設定も素敵だし、海の中をティコ(シャチ)と泳いでる主人公のナナミの気持ち良さそうなこと!!!海洋生物学者のお父さんもカッコイイし、海洋調査船で暮らしながら世界中を旅するんですが、ペペロンチーノ号っていう船の名前がまた可愛いです。クジラと泳ぐシーンとかもあったり、とにかく海の中で、ティコとナナミが泳いでるのが気持ち良さそうで、観ているだけで癒されてしまうような感じで、見惚れていました。世界名作劇場の中では、一番好きかもしれません。全話欠かさずに観たと思います。1994年放送なので、姉弟と仲良く観ていた懐かしいアニメです。
よみがな:ななみ・しんぷそん ニックネーム:ナナミ 生年月日:1982年4月14日 年齢(作品時):11歳 血液型:AB型 性別:女 国籍:アメリカ(カリフォルニア州バークリー) 住まい:ペペロンチーノ号 特徴:オレンジ色の髪 特技:水深100m以上で5分以上素潜りできる 物語上での目的:ヒカリクジラを助けるために奮闘
よみがな:あるふぉんぞ・あんどれってぃ ニックネーム:アル 国籍:イタリア(シチリア沖の島) 住まい:ペペロンチーノ号 性格:海を愛する船乗り 特徴:機械全般や電気工学に明るい 価値観:ヨーロッパの港でスコットと意気投合し、スコットのサポートに力を注ぐ 趣味:一儲け 特技:いつも失敗ばかりの一儲け 物語上...
よみがな:すこっと・しんぷそん ニックネーム:スコット、父さん 国籍:アメリカ(南カリフォルニアのカーディフ) 住まい:海洋調査船ペペロンチーノ号 所属:海洋調査船ペペロンチーノ号船長 性格:無口で世間的な付き合いが苦手 特徴:髪は濃い茶色、あご髭を生やしている 価値観:フィールドワークをしつつ、海洋生...
ナナミ・シンプソン
ヒカリクジラを追いかけて南極までやって来たペペロンチーノ号は食料や水が尽きた為、アルはあきらめて帰ろうとするときにナナミがそう言ってアルを説得し、とうとうヒカリクジラに逢う事ができるシーン
スコット・シンプソン
ティコという名のシャチが初めての出産を迎えたとき、主人公のナナミは心配で仕方がなかった、その時、父親であるスコットが、ナナミを安心させるために言った台詞である。
アルフォンゾ・アンドレッティ
スコールが来た時に洗濯し、雨が上がった後、アルが洗濯物を乾かしている時にシェリルとの会話の中で使われた言葉。