見ざる・聞かざる・言わざる
これは大変好ましい映画でした、説明ではなく人に色んな視点で考えさせてくれる作品でワタシは、これをユダヤの友人にも勧めました。 彼女は懸命に仕事をします、一生懸命に自分の与えられた仕事を行います。ここが切ない、彼女は生きるために仕事を決して政治的意図が無いのです。真剣にやってるだけで仕事だから行います。 彼女は人に読み書きが出来ない事を知られたくない。自分が犯罪者になって生涯刑務所で過ごすかどうかと言う大事なときでも、人に文盲である事を知られたくない。 彼女のこだわりは何だったのだろうかと考えます。 何故人にそんなに読み書きを出来ない事を恥じたのか、命をかけてさえ彼女は事実を知られることを嫌います。 長い年月の後、彼女は自分自身で読めるように成りますが、彼女は自分で命を絶ちます。 ナチスが繁栄を誇っていたときに誰が自分たちのやってる事や、勢いは不味い事だと判断したでしょうか。 彼らが勝っていたならば、歴史はまた違うように動いたかも知れません。 私は彼女を裁く事は本当に出来たのか、疑問です。
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