大阪国の誕生 - プリンセス・トヨトミの感想

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プリンセス・トヨトミ

4.004.00
文章力
4.00
ストーリー
3.75
キャラクター
3.75
設定
3.75
演出
4.00
感想数
2
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大阪国の誕生

4.04.0
文章力
4.0
ストーリー
3.5
キャラクター
3.5
設定
3.5
演出
4.0

東京から大阪にある3人組がやってきた。 その3人組の職業は会計検査院調査官。 聞きなれない言葉。でも超重要な調査官たち。 わざわざ東京からですよ。良くないことがあったってことです。 その中にひときわすごい人がいた。 鬼と呼ばれたその人物。彼は税金の無駄遣いを徹底的に追求し 追い詰めることを得意としていたのです。 税金は国民から搾り取られているもの。あっ言い方が悪かったですね。国民が払っている国を維持、そして生きていくのに必要なお金。それを勝手に使い込まれるのはゴメンですもんね。 でも実際のこの世の中には様々なムダが有り、私たちの知らないところで私たちが一生懸命払ってきた。生きるために払ってきたお金が蛇口をひねるように、いや締め忘れたかのようにドバドバむだに使われているんですよ。 まぁその調査団は大阪での実地検査を少しずつ終えていき、ある商店街に来るんです。 辺鄙なところというかなんというか。 まぁそこに怪しい財団法人があるんです。 日本の中にいつのまにかちっちゃい国。 そう大阪の男性しか知らない大阪国の存在がばれてしまう。 国というだけあってちゃんと姫さまもいる。 歴史も古く400年。謎に包まれていた大阪国の秘密を知ってしまう三人衆。 はぁっ?って感じになりましたよ。大阪国って。 しかも前大阪府民が他の県。ましてや全国に口裏合わせて秘密にしていたもんだから。 裏ダンジョンかよってつっこみたくなりました。 まぁそんな感じで真相が明るみになっていく物語です。

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