ピーターラビットは稼ぎ頭だ、英国の飯の種だ
英国に行った人なら、必ずこれをみやげ物に買う、定番の「ピーター、ラビット」の作者の伝記映画です。 作者ベアトリクス・ポターと、版元のウォーナー兄妹の3人が生み出すヒット商品、ピーター・ラビット誕生の売り出し話ですが、英国で子供が生まれると、皆と言って良い程、誕生のプレゼントに、ピーター・ラビットの陶器か本をプレゼントします。 ラビットのウサギはイースターにもシンボルとされているように、子孫繁栄の願いを持っています。 資産家の家に生まれた女は、同じ程度の資産家や、もう少し上の資産家に嫁に行くしか道が無い時代です。ちやほやされて育つお嬢さんの、行く道は次のちやほやしてくれる旦那を探す道である。もしくは、家名の無い金持ちに結婚で、家名を帰る為に嫁に行くか、そんな時代に生まれた絵が好きな画家のお話です。 親も女の子を持ったら、その子の相手を探すのが重要課題であった時代です。下層階級の子は、女中になるか、頭の良い子はできる限りの教育を受けて、先生見習いや、尼になるという手がありました。
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