ベイブのあらすじ・作品解説
クリス・ヌーナン監督による1995年のアメリカとオーストラリアの合作による作品で、ベイブという名の子豚と老人の農場主アーサーが出会うことで物語は始まる。本当ならば丸焼きにして食べられるところであった主人公の子豚が無口だが実直なアーサーとともに周囲の人間の冷ややかな視線を跳ね除けながら、牧羊犬コンテストを目指して奮闘していくサクセスストーリーである。この映画では、動物たちがCGによって非常に細やかで豊かな動きを見せ人間と同じような言葉を話し、人間同士の関係性以上に人情味溢れる世界観を動物たちが繰り広げていくのである。自分の可能性と周囲の人間や動物たちの心の優しさや美しさを素直に信じている主人公の子豚が奮闘する姿が世代を問わず老若男女に愛され続けている作品である。本物そっくりのロボットを使って撮影する技術であるアニマトロニクスを代表する作品でもある。 この作品は、第68回アカデミー賞で監督賞や作品賞等7部門にノミネートされ、アカデミー視覚効果賞を受賞した。
ベイブの評価
ベイブの感想
豚がこんなに可愛いなんて!!
ベイブは何て可愛い豚なんでしょう。映画を観るまで豚を可愛いと思ったことは一度もなかったです。あんなに可愛い豚は、見たことがないです。最初は、なかなかまとめられない羊たちを、まとめられるようになっていく、コンテストで優勝できる、牧羊豚に成長していく、ベイブの姿が素晴らしいです。ベイブは素直な心を持った、とっても素敵な豚なんです。動物が主人公の映画で、しかも豚が主人公で…って最初は思いましたが、観てみたら、もう!!感動でした。動物たちの仲間を想う気持ちも感動的でした。笑えて、泣けて、とっても楽しくて良い映画です。色んな世代の人に観てもらいたいです。お勧めです。
ベイブ
沢山食べて大きくなったら豚の天国に行けると信じる子豚ちゃん達…食用豚の悲しい運命。そんな中でちょっぴり小柄な子豚のベイブがひょんな事から牧場主のホゲットさんのところへ行くことになる。ホゲットの奥さんはベイブを太らせて食べる計画をするが…ホゲットさんと心が通じ合いコンテストに出て牧羊犬ならぬ牧羊豚に!小屋の中での生活も他の動物達とのやり取りがおもしろい!特にご主人達と家に暮らす飼い猫とのやり取りが最高!初めは新参者の扱いでいじめられたりもするがベイブのひたむきな言動に周りの動物達も主人の奥さんも少しずつ変わっていきます。ベイブのひたむきな姿勢は私にも凄いパワーをくれたと思います。小さな子供から大人も引き込まれる作品だと思います。続編もあるので楽しめると思います!
優しく逞しいベイブがかわいい!!
豚ちゃんが主役の映画を始めて見ました笑。 とにかく純粋、かつ心優しく、置かれた環境で成長していくベイブの姿に私自身も心動かされていきました。母親と幼い頃に引き裂かれ、そして、豚の悲しい宿命の現実もこの映画は描かれていますが、ベイブが牧羊犬ならぬ牧羊豚として豚の新たな生き方を歩みだします! そしてベイブは、決して暴言を吐かない、噛み付かない。どうすればみんな気持ちよく羊たちを誘導できるかしっかり考えている姿は、人間の私達も学ぶところが沢山あり、勉強になりました。 そんなベイブだからこそ、たくさんの人や動物に愛され、そして成功を収められたのだと思いました☆ とても温かくハッピーな気持ちになれる素敵な作品です♪ 牧場の景色もとても綺麗です!
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