おチビガールのダンスもいいですが、アメリカの普段の雰囲気が感じられるところが魅力的
車で移動してダンスの大会に出場するまでのストーリー。 祖父の教えたダンスは驚愕の・・・という内容がかなり笑えるのですが、他にも、おいおい、それは車に積んだらだめだろう、とびっくりさせられるシーンも登場します。 この映画の魅力は、アメリカの普段の暮らしが何となく垣間見えるところでしょうか。私がこの映画で好きなシーンは、ストーリーの中にあるわけではなく、彼女たちの家のインテリアです。特に裕福でも貧しいわけでもない中産階級といった雰囲気の人たちの家の様子を見るのはとても楽しいです。 また、作品に出てくる彼女のお兄ちゃんたちがかなりおもしろい。脚本はそれほどでなくても、演出のおかげで眺めているのが楽しくなる作風になっていると思います。 そして、彼らの暮らすニューメキシコからカリフォルニアまでを黄色いフォルクスワーゲンのマイクロバスで出かけるという設定。ダンス大会の会場のホテルの雰囲気。アメリカののんびりとした一面を見せてくれる意味でも魅力があります。お天気のいいお休みの日にブランチを食べた後やおやつの時間にのんびり観るのがおすすめです。
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