王道なようで王道でないジャンプ漫画
こんな世界に入りたい!
現実の世界に突如としてネイバーと呼ばれる敵キャラクターが出てくるバトルものです。ワールドトリガーでは一般的な武器を使ったりもしますが換装体と呼ばれる別の体のようなものになって戦うことが珍しいなと思いました。武器も普通の剣、銃というだけでなく、剣自体にも種類があったりオプションをつけたりと自分にあった戦い方ができることから私なら何を使うかなーと考えられて楽しいです!特にシューターのような戦い方は初めて見ましたし、合成弾使えるようになりたいしこれとこれを入れてとか、想像がどんどん広がったりこんなキャラいたらよいなあと思っていたのが実際に出てきたりしますね。キャラがたくさんいるのに名前が覚えられないということもなく、しっかりと個性があって認識しやすいことも魅力的ですしそんなキャラたちと一緒に戦いたいと思ってしまいます。
魅力的なキャラクターたちと全体が絡んだ人間関係
ただ同じチーム、ポジションが仲良いとかではなくてボーダーという組織全体にしっかりと人間関係できているのが良いなあと思いました。高校生なら同じ学校同士でも知り合いで仲が良くてボーダーでも高めあっていたり、先輩後輩関係があったりとたくさん絡み合ってるので見てて微笑ましいというか嬉しいなって気がします。またそれらの人間関係、キャラを掘り下げるのにカバー裏にもちょっとしたキャラ紹介されているところがポイント高いです!正直カバー裏が一番見たいって思うこともあるくらいですし、紹介の仕方が愛のある雑さという感じなのも素敵です。そういった情報を見たうえで本編を読むとまた感じ方が違ったりもしてくるので何気に重要ですね。今ではまだ深くは取り上げられていませんが、旧ボーダーの人間関係などについては早く知りたいところです。当時まだまだ子供だった小南が戦っていたと考えると少し胸が痛みます。迅もどういった思いで毎日を過ごしていたのかすごく複雑です。
全てに意味があって先の読めないストーリー
先が読めるようで読めない作品という感じがします。こうなるんだろうなあと予測をしていても、それを見事に外してきます!でもそれに対してがっかりといったものではなくて、そうくるかー!とより楽しませてくれます。なのでこのコマいる?というようなものがあっても。何か裏があるんじゃないかとかミスリードじゃないかとかいろんなことを考えながら読むことができます。だからこそ他の作品なら中だるみしそうな話でも面白く読むことができますし実際に話の展開もうまいなあと私は感じています。本当に見どころたくさんで、バトルだけでなくちょっとした日常のようなものも見れるのでどんどんキャラクターに感情移入もしながら楽しめるのでこれからみんなどんな風に過ごしていくのかとか、作品の本筋がどうなっていくのかがすごく楽しみです。
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