ワールドトリガーのあらすじ/作品解説

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漫画レビュー数 3,135件

ワールドトリガー

4.634.63
画力
3.38
ストーリー
4.88
キャラクター
4.63
設定
5.00
演出
4.38
感想数
4
読んだ人
14

ワールドトリガーのあらすじ・作品解説

ワールドトリガーは2013年から週刊少年ジャンプに連載が開始された作品である。作者は「ROOM303」や「賢い犬リリエンタール」などで漫画賞なども受賞している作家である葦原大介である。 ワールドトリガーは異世界からの侵略者とそれらの侵略者から地球を防衛する組織との争いが描かれているSF作品となっている。大道のSF作品となっており、連載当初から高い注目を集め、連載が開始された翌年には早速アニメ化もされている。 物語の中心となるキャラクターは複数おり、空閑遊真や三雲修、雨取千佳の3人が中心となりストーリーが展開されていく。ある日突然、異世界との扉であるゲートが物語の舞台となる三門市に形成されることから、中心メンバーが出会う事となる。彼らがボーダーという防衛軍に所属し、異世界からの侵略者との戦いを中心にストーリーが展開されていく。なお、このボーダーという組織を結成したのは主人公の1人である空閑遊真の父親である。

ワールドトリガーの評価

総合評価
4.634.63
(4件)
画力
3.383.38
ストーリー
4.884.88
キャラクター
4.634.63
設定
5.005.00
演出
4.384.38

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ワールドトリガーの感想

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読み返せば読み返すほどどんどんその魅力に気付く物語である

バトルよりも会議が面白いワールドトリガーの物語の舞台は日本の中核都市、「三門市」。ある日、異世界からのゲートが開き、「近界民」から侵略されていたところに現れたのがボーダーで、それ以降町の平和を守るためにボーダーが現れる近界民達を撃退している。一見ただのSFバトル物の話に見えるが、実は葦原先生の得意分野でもある「組織運営」の描き方がとても上手い。ボーダーの組織として中心を担うのは本部司令の城戸さん、開発室長の鬼怒田さん、メディア対策を行う根付さん、外務営業を担う唐沢さん、本部所属本部長の忍田さん、そして三雲隊が所属する玉狛支部長の林藤さん。この6人が所謂本部の幹部であり、一心同体で本部の運営に回るのかと思えばそうではなく、「皆が皆別の目的の為に動いている」というリアリティ溢れる組織内には派閥争いが存在している。上の命令をはいはいと聞く訳ではなく、本部の規定の穴を突いたり、屁理屈を言ったりして...この感想を読む

4.54.5
  • 結城結城
  • 127view
  • 3202文字
PICKUP

トリガー考察と今後の展開予想

はじめに今作品は愛読者ならば周知の事実でしょうが、長らく休載中です。私も一読者としてとても悲しいことではありますが、休載中の今でこそこの作品についてゆっくり考察することが出来るという気持ちを込めて書き連ねていきたいと思います。ここでは主にこの作品の設定と、今後の展開の考察についてレビューします。ボーダーのトリガーについて様々な種類のあるボーダーのトリガーですが、まだ本編に出ていないトリガーもあります。オフィシャルデータブックの設定により隊員の装備トリガーの情報が公開されていますが、その詳細が分からないままのトリガーもまだ存在しています。例えばダミービーコン。オプショントリガーらしくA級では片桐隊長などが装備しています。名前から連想すると、単純にレーダーに偽物として映るビーコンを設置するというトリガーかと考えられます。試作と表現されているのでまだ開発途中のトリガーのようですが、その汎用性や...この感想を読む

4.54.5
  • koukou
  • 213view
  • 2258文字

王道なようで王道でないジャンプ漫画

こんな世界に入りたい!現実の世界に突如としてネイバーと呼ばれる敵キャラクターが出てくるバトルものです。ワールドトリガーでは一般的な武器を使ったりもしますが換装体と呼ばれる別の体のようなものになって戦うことが珍しいなと思いました。武器も普通の剣、銃というだけでなく、剣自体にも種類があったりオプションをつけたりと自分にあった戦い方ができることから私なら何を使うかなーと考えられて楽しいです!特にシューターのような戦い方は初めて見ましたし、合成弾使えるようになりたいしこれとこれを入れてとか、想像がどんどん広がったりこんなキャラいたらよいなあと思っていたのが実際に出てきたりしますね。キャラがたくさんいるのに名前が覚えられないということもなく、しっかりと個性があって認識しやすいことも魅力的ですしそんなキャラたちと一緒に戦いたいと思ってしまいます。魅力的なキャラクターたちと全体が絡んだ人間関係ただ同...この感想を読む

4.54.5
  • れいらんれいらん
  • 116view
  • 1177文字

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ワールドトリガーの登場キャラクター

風間蒼也

よみがな:かざまそうや 年齢(作品時):21歳 血液型:A型 身長:158cm 星座:みかづき座 特徴:登場したボーダー隊員の中では同年代の木崎・諏訪と共に年嵩の部類になるが、身長はとても低い。 ポジション:アタッカー 誕生日:9月24日生まれ 好きなもの:カツカレー・牛乳・自己鍛錬 ランク:個人総合ランク3位、アタ...

太刀川慶

よみがな:たちかわけい 年齢(作品時):20歳 血液型:A型 身長:180cm 星座:おおかみ座 所属:太刀川隊隊長 性格:飄々とした性格 特徴:ボーダー屈指の戦闘好き。ランク戦に勝つことを趣味とし、大規模侵攻であっても黒トリガーが現れることを望むほど。また戦闘においてはトップクラスの実力を誇り、指揮を執るこ...

三雲修

よみがな:みくもおさむ 年齢(作品時):15歳 血液型:A型 身長:168cm 星座:うさぎ座 性格:まじめで正義感が強く、不良相手にも臆せず注意する性格。 特徴:遊真の同級生。眼鏡をかけた黒髪の少年。 好きな物:親の手料理・橋 誕生日:5月25日生まれ 利き手:左利き ポジション:C級アタッカー→B級シューター

キャラをもっと見る(13件)

ワールドトリガーの名言

自分の弱さをよく自覚していて、それゆえの発想と相手を読む頭がある。 知恵と工夫を使う戦い方は、俺は嫌いじゃない。

風間蒼也

自信をなくしている三雲に対して間接的にかけた、厳しいけれどアドバイスの言葉

気持ちの強さで勝負が決まるって言っちまったら じゃあ負けた方の気持ちはショボかったのかって話になるだろ

太刀川慶

B級ランク戦で実況をしていた太刀川が熊谷の勝負を見ていた時にいったセリフ。

当たり前のことをやっていては先を行く人間には追いつけない

風間蒼也

先輩達から数々の助言や訓練を受け格上とのランク戦に臨んだ主人公・三雲修であったが、学んだ技はすぐに対処され、あるいは正面から潰されてしまい敗北を喫する。 そんな三雲隊にぶつけられた風間蒼也の厳しい一言。 対戦相手とて訓練を重ね実戦経験を積み戦術を磨いてきた先達であり、一朝一夕に越えられる壁ではないのだと。 この言葉を聞いた修達は、周囲と同じことだけではなく、自分達だけの新たな戦術を開発していくこととなる。

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