コハクで蘇った「ジュラシックパーク」
コハクで蘇った「ジュラシックパーク」 現在、NHK朝ドラの「あまちゃん」が、岩手の久慈市を中心にロケや物語が進行している。 その物語の中に「琥珀」が登場してくるが、ここの久慈市は国内でも有数の琥珀の産地なのです。 久慈地方のコハクは、恐竜時代といわれる中世代の白亜紀という、凡そ8500万年前のものといわれ、その中には「虫入り琥珀」というのがあり、生物のDNAが保存されているといわれる。 大ヒット映画の「ジュラシックパーク」は、琥珀に閉じ込められた蚊の血液からDNAを採取し恐竜を蘇らせるという設定なのです。 「バイオ・テクによって現代に甦った大昔の恐竜と人間の死闘を描いたSFXの超大作で、そこは太古の恐竜が、琥珀の虫の遺伝子工学によって蘇ったアミューズメント・パークだったのだ。 だがオープン間近の「ジュラシック・パーク」に、次から次と恐竜の脅威が襲いかかり、恐竜の群が一斉に人々に牙を剥き始めるのです。」 CGで造られた物とは承知はしているが、やはりリアルな恐竜の恐怖の映像は、驚愕であり感動的でもあります。 全体的には空想的物語ではあるが、生物の歴史や進化の過程という生物学的見地やテーマも見えてきて、さすがにスピルバーグという稀代の監督によりに映画化(1993年)された秀作であります。
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