星になった少年のあらすじ・作品解説
象使いの少年とその家族の実話を少年の母、坂本小百合が描いた「ちび象ランディと星になった少年」の映画化作品で、2005年に公開された日本映画。監督は「沙粧妙子・最後の事件」などのTVドラマ制作で知られる河毛俊作。音楽は「一命」の坂本龍一。「誰も知らない」で第57回カンヌ国際映画祭の男優賞を受賞した柳楽優弥の主演第2作であり、主演哲夢役を体当たりの演技とタイ語でこなし話題となった。 千葉県東金市の”小川動物プロダクション”は、メディアの撮影用動物のプロダクションである。厳しい経営の中、念願だった象の飼育を始めるが、息子哲夢はゾウのランディが思い通りにならないことから象使いを目指し、単身タイに渡りゾウ訓練センターに入学する。苦難の末、象使いとなり帰国した哲夢は、やがて家業となった象使いに専念することとなるが…。 プロダクションはその後、市原市に移転し”市原ぞうの国”として運営されている。哲夢の母佐緒里を常盤貴子、父耕介を高橋克実、祖母朝子を倍賞美津子、哲夢の恋人絵美を蒼井優が演じている。
星になった少年の評価
星になった少年の感想
最後は涙が止まりませんでした
これが実話というのは以前、何かのテレビで聞いたことはあって、どんな人だったんだろうと気になってこの作品を観ました。ゾウの気持ちが分かる主人公だが新しいランディやゾウ使いの学校のゾウには拒否される。それでもゾウ使いになりたいと一生懸命頑張る姿は「頑張れ」と応援したくなります。彼が事故で亡くなっただけでも悲しい気持ちになるのに、葬儀の時のゾウの行動を見ると涙が止まらなくなりました。やっぱり彼はゾウに愛されていたんだなと思う瞬間でした。主役は柳楽優弥くん。自然と演じている姿は、本当にゾウ使いになっているように見えました。演技力は本当に高いと思います。
柳楽優弥って綺麗ですね
ゾウ使いを目指して帯に留学して修行をつんだ坂本哲夢の半生を原作にした「ちび象ランディと星になった少年」の映画化作品。原作は読んでいないんですが、この映画が公開された当時柳楽優弥が出演するという事で映画館へ見に行きました。あの時よりも大人になり最近DVDをレンタルしてもう一度見てみたんですが、柳楽優弥がキレイ過ぎてなんとも言えない。本当にこの子天才だったんだなぁって思いました。この映画の内容も大人になった今だからこそ坂本哲夢の心の動きをズッシリと感じる事ができました。今度原作も読んでみようと思います。この映画はただの動物映画ではありません。オススメです。
ゾウ使いになるお話
突然ゾウ使いになりたいと、単身でタイへ向かう少年の話。現地の仲間やゾウになかなか受け入れてもらえず、奮闘するところで少し切なくなります。壁にぶつかり、悩み、そしてみんなに認めてもらい成長していく。深まっていく絆に、心温まります。夢を叶えていくっていう話は、やはり素敵にまとまりますね。「星になった」とあるとおり、想像できてはいましたが、泣けました。さらに実話と思うと、涙が止まりませんでした。今でも、あのゾウの森で、仲間と助け合って生きているのかな。。。それにしても、ゾウたちも演技をさせているのかな?それとも撮りだめてそれらしい所を切り抜いてるのかな。。最後の、常盤貴子の無くシーンは、すごいです。