大切なものは目に見えない
この本と初めて出会ったのは、まだ私が幼稚園児くらいの頃、某大型電気量販店でのことでした。 この本と、この本の話を元にしたコンピュータゲームとかセットで売っていて、祖母が誕生日のプレゼントとして買ってくれたのです。 私は、すぐに星の王子さまの世界観に魅了されました。王子様の纏う不思議なオーラと、大人になった「僕」。 この本の魅力の一つは、なんといっても登場人物ですね。王子様が自分の星を旅立って、様々な星で出会う様々な人こそが魅力なのではないかと思います。そして、作者が読者に伝えたいメッセージもそこに込められていると思います。 王子様はまだ子供で、そんな王子の視点で見た人物の印象を通して伝わってくることもあると思います。なかなか言葉にするのは難しいのですが……。 最後に、この本の中で好きなフレーズを紹介させていただきます。 それは、「大切なものは目にみえない」ということです。 裏を返せば、目に見えるものは大切ではない。本に出てくる星の数を数えている資産家のように、目に見えるものに固執してはいけないということではないでしょうか。
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