不思議の国はどこにある? - ふしぎの国のアリスの感想

理解が深まるアニメレビューサイト

アニメレビュー数 2,474件

不思議の国はどこにある?

3.53.5
映像
3.0
ストーリー
4.0
キャラクター
4.0
声優
3.0
音楽
5.0

アリスは庭で母親に本を読み聞かせられていた。母親が読む本は、世界の歴史や世界情勢。挿絵のない本はアリスにとってつまらなかった。アリスはこっそり抜け出し、物思いにふけっていると上着を着て時計持ったウサギが走っているのを見つます。

アリスは好奇心からそのウサギを追いかけて、大きな穴に落ちてしまいます。そこから不思議の国の物語がはじまるのです。

不思議の国ではアリスがいつも空想していた世界よりもめちゃくちゃで全てがいかれてる。動物や花が話したり歌ったり。食器や家具までもが生き物なのです。アリスはクッキーやドリンクやきのこを口にして、大きくなったり小さくなったり。体が大きくなったり縮んだりしながらさまざまな大きさの仲間達に出会っていきます。家に帰る道を探しているのに、アリスは道に迷ってしまいます。チェシャ猫からハートの女王の元にいくように言われたアリスはそこで、追いかけていたウサギと再会するのです。ハートの女王は気にくわないことがあると、すぐに処刑してしまいます。そこでアリスは裁判にかけられてしまうのです。

原作の海外小説とはちょっと違い、ディズニーオリジナル要素が強いです。子供の頃はわからなかったけど、大人になってきづいたのが、古いディズニー作品のせいか全体的に少し暗い雰囲気や色合いがあり、夢なのか妄想なのか。不思議の国の愉しさと不気味さが表現されていると思います。音楽や歌も多く、ミュージカルのようなふしぎの国のアリスになっています。

あなたも感想を書いてみませんか?
レビューンは、作品についての理解を深めることをコンセプトとしたレビューサイトです。
コンテンツをもっと楽しむための考察レビューを書けるレビュアーを大歓迎しています。
会員登録して感想を書く(無料)

他のレビュアーの感想・評価

ふしぎの国のアリスを見ての感想

本作の特徴全体的に見て、コメディ色の強い作品だと思いました。女の子を主人公にしたディズニー映画にしては、非常に珍しいと思います。例えば、シンデレラや白雪姫は感動的要素を強調した作品です。それと比較してみるとこの作品は、コミカルな要素が強いと思います。どちらかというとミッキー、ドナルド、グーフィーの短編映画に近い感じがました。シュールですこしブラックな笑いが取り入れられていました。この映画の公開日は1951年となっていますが、この年代であの高いクオリティの笑いを表現できるなんて、ほんとにすごいなと思いました。現代の日本のお笑いと引けを取らない、もしくはそれを上回る笑いのセンスがあると思います。物語の最後は夢オチでしたが、ここまで納得のいく夢オチはなかなか無いと思います。アリスの昼寝だったという最後の最後までギャグ路線を突っ走った、コントのような作品でした。登場キャラクターアリス私は数あるディ...この感想を読む

4.34.3
  • ラルフラルフ
  • 114view
  • 2002文字
PICKUP

ふしぎの国

ふしぎの国のアリスは子供の頃に見ている人、子供と一緒に観たという人が多いと思います。ふしぎのアリスとは、アリスという少女がふしぎの国の世界に迷い込み、人ではないもの、人であってもどこか変わった人に出会うおはなしです。ある日の昼下がりに庭で姉と歴史の本を読んでいたがアリスは退屈しておりました。そんな時、時計を持ち、服を着て二足歩行で走る白ウサギを見たアリスはそのウサギを追いかけ穴に落ちてしまいます。ふしぎの国に来てもアリスは白ウサギを追いかけます。ここで思ったのはアリスは好奇心旺盛な女の子だという事です。更に、「私を飲んで」・「私を食べて」と書いてあるビスケット等を躊躇わず飲むところが勇気あるなと思います。もっと驚かされたのは、白いバラを赤いペンキで塗り、ハートの女王にたてついたことです。国の権力者でもあるハートの女王に正論を言う姿は勇気ある行動だと思います。最終的に自分が夢を見ているこ...この感想を読む

5.05.0
  • アマハラユキアマハラユキ
  • 64view
  • 506文字

関連するタグ

ふしぎの国のアリスを観た人はこんなアニメも観ています

ふしぎの国のアリスが好きな人におすすめのアニメ

ページの先頭へ