そうさ、時間は夢を裏切らない
星野鉄郎
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銀河鉄道999エターナル・ファンタジーは1998年3月7日に公開された東映の54分のアニメーション映画であり、銀河鉄道999シリーズでは3作目の映画化作品である。ブルーレイが発売されている。 1996年に再開された原作の「エターナル編」を映像化したもので翌年の1999に「999」にちなんだ続編が制作されるはずだったが、興行成績が思わしくなかったために企画は中止となった。 機械帝国は滅びたが新たな支配者が現れ、哲郎は危険分子として幽閉されていたがメーテルに助け出され再び999に乗って宇宙へ旅立つストーリーである。 原作は松本零士の同名作品であり、フジテレビ系で1978年9月4日から1981年3月26日まで全113話とスペシャルが放送された人気アニメである。西暦2221年、母親を機械伯爵に殺された少年星野哲郎が機械人間の体を求めて母に生き写しの謎の美少女メーテルと銀河鉄道で旅をする中で起こる1話完結のストーリー構成であり、その後映画化されゴダイゴが歌う主題歌は大ヒットとなった。
これぞ子供だまし 苦情殺到は当然の結末! 本作は1998年に劇場公開された。劇場版第一作「銀河鉄道999」は1979年放映、興行成績16.5億円、これはその年の上映作品の中で最高のものであり、同年テレビ放映された「機動戦士ガンダム」と並んで第2次アニメブームの牽引役となった。そして二作目、「さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅」は81年放映、興行成績11.5億円、前作には届かなかったが主題歌の大ヒットなどもあって、概ね好評だった。そして、17年の歳月を経て公開された本作は、なんと興行収入2億円止まり…視聴者から劇場に苦情が殺到した、という伝説的惨敗を喫した。確かに、お世辞にも出来がいいとは言い難い。どこがどうダメなのか、具体的にあげよう。ちょっと伝説的第一作を語っておこう。本作の前の二作品は、とにかく面白かった。レトロな蒸気機関車で宇宙を旅する美女と少年、そこに松本零士作品のヒー...この感想を読む
大物ばかりが関わっている作品なのだが・・・あの銀河鉄道999の続編であり、当然のことながら松本零士原作であり、声優陣も野沢雅子さんをはじめとするおなじみのメンバーであり・・・と松本零士ファンには期待だらけの作品だった。私は子の作品は劇場に足を運んで観に行ったし、当時はもう映画は衰退傾向で、東映まんが祭りなどが全盛期だったころに比べると館内は人がまばらだったとはいえ、当時にしてはかなり人が入っていたように感じた。しかし、この映画が終わり、エンドロールが流れ出した頃に、館内に響いたのは、観客の「もう終わり?」「うそでしょ?」というざわめきだった。とにかく尺が短い。1979年の第一作目と、1981年の二作目と比較しても半分以下の54分。どうも、私は事前に情報を仕入れずに観に行ってしまったのだが、この映画が公開された年は1998年。翌年の記念すべき1999年に、エターナルファンタジーの完結編として、長い尺の映画...この感想を読む
よみがな:ほしのてつろう 年齢(作品時):10歳 性別:男性 国籍:地球生まれ。 性格:好奇心旺盛で、それがもとで事件に巻き込まれることも少なくない。短気で喧嘩っ早いところがあり、作中で取っ組み合いの喧嘩に及んだことも多かった。また、正義感の強さから悪いことなどを見過ごせない性分に加えて他人のこと...
星野鉄郎
鉄郎が途中の停車駅の星で温泉宿に泊まった際、お風呂でメーテルに自分には地球をもとの活気あふれた星にするという夢がある、と語った時に言ったセリフ。