青島俊作の正義感が好きでした。
1990年代に放送された刑事ドラマの中で、一番好きな作品でした。織田裕二さん演じる青島俊作は交番勤務から念願の刑事になり、希望に胸を踊らせて刑事になったのに、正しいことをしようとする自分の理想と現実の違いに苦しむ様子が印象的でした。水野美紀さん演じる柏木雪乃が父親を殺されたショックで、入院している病院に毎日のようにお見舞いに行き、雪乃を励ますシーンに感動しながら見ていました。雪乃が後に警察の採用試験を受けて、見事合格し、青島の同僚になるストーリー展開には驚かされました。いかりや長介さん演じる和久さんが素晴らしかったです。いかりやさんは、それまで私はドリフターズのコメディアンとしての一面しか知らなかったのですが、俳優としても素晴らしいなと感動しました。深津絵里さん演じる恩田すみれと、柏木雪乃のどちらかと、もしかしたら付き合っているのか、将来付き合うことになるのかなと少し期待しましたが、それはなかったので、ちょっと残念でした。小野武彦さん演じる刑事課課長が、青島に、はらはらしながらも、いざとなったらかばう部下思いの所が好きでした。スリーアミーゴズのちょっとコミカルな演技がシリアスなドラマに面白みをプラスしてくれていて、良かったです。後に映画化されたり、スピンオフ作品が生まれて、大ヒットしたのがうなずけます。
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