踊る大捜査線のあらすじ/作品解説

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ドラマレビュー数 1,147件

踊る大捜査線

4.104.10
映像
3.90
脚本
4.40
キャスト
4.70
音楽
4.40
演出
4.30
感想数
5
観た人
7

踊る大捜査線のあらすじ・作品解説

踊る大捜査線は、1997年1月7日から3月18日まで、フジテレビ系列で放送されていた刑事ドラマである。その後、人気が出た事により、複数のスペシャル番組やスピンオフドラマの放送、映画の公開等シリーズ化されている。映画に関しては、登場人物1人にスポットを当てた作品もいくつかある。 主人公は、湾岸署刑事課に属する熱血漢溢れる青島俊作(織田裕二)。多くの刑事ドラマと違い、犯人逮捕の部分に焦点を当てていない。本庁と所轄の違いや対立、湾岸署内の人間関係や登場人物の心情等、これまでの刑事ドラマで描かれていない部分を中心に描かれている。 登場人物1人1人の性格も分かりやすく設定されており、その日常や会話はコミカルである。その反面、シリアスな場面も織り込み、現場で働く所轄捜査員のもどかしさ等も度々表されている。 また、ドラマ内で使われたセリフには、数々の名言があり、中でも「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」という青島のセリフは流行し、ドラマ終了後も「踊る大捜査線」の代名詞となっている。

踊る大捜査線の評価

総合評価
4.104.10
(5件)
映像
3.903.90
脚本
4.404.40
キャスト
4.704.70
音楽
4.404.40
演出
4.304.30

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踊る大捜査線の感想

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ドラマチックな刑事の日常

音楽が彩る世界観これまで様々なドラマを見ているが、好きな刑事ドラマの中で不動の一位に君臨し続けているのが、「踊る大捜査線」である。ヒットするドラマには、印象的な音楽がある。特に刑事ドラマには、事件が起き、それを解決するという絶対的の流れがある以上、シーンごとに視聴者を釘付けにする音楽が必要不可欠である。「踊る大捜査線」と聞いただけで、頭にテーマ曲が響いてくる。その音楽を聞くだけで、作品の躍動感が伝わって来て、興奮する。織田裕二の歌うエンディングソング、Love Somebodyも、魅力的な曲の一つだ。この曲は、レゲエ・ラヴァーズ・ロックというジャンルのマキシ・プリーストが楽曲提供者である。音楽には詳しくないが、ジャマイカの血をひく彼のレゲエのリズムには、南国の海に来たような癒し効果がある。この曲を聴くと、「今日も事件が解決したな。めでたし、めでたし」と肩をなで下ろすことができ、ドラマを見た後、日常に...この感想を読む

4.04.0
  • 宇宙の中の一人の女子宇宙の中の一人の女子
  • 231view
  • 2096文字
PICKUP

青島俊作の正義感が好きでした。

1990年代に放送された刑事ドラマの中で、一番好きな作品でした。織田裕二さん演じる青島俊作は交番勤務から念願の刑事になり、希望に胸を踊らせて刑事になったのに、正しいことをしようとする自分の理想と現実の違いに苦しむ様子が印象的でした。水野美紀さん演じる柏木雪乃が父親を殺されたショックで、入院している病院に毎日のようにお見舞いに行き、雪乃を励ますシーンに感動しながら見ていました。雪乃が後に警察の採用試験を受けて、見事合格し、青島の同僚になるストーリー展開には驚かされました。いかりや長介さん演じる和久さんが素晴らしかったです。いかりやさんは、それまで私はドリフターズのコメディアンとしての一面しか知らなかったのですが、俳優としても素晴らしいなと感動しました。深津絵里さん演じる恩田すみれと、柏木雪乃のどちらかと、もしかしたら付き合っているのか、将来付き合うことになるのかなと少し期待しましたが、それは...この感想を読む

3.53.5
  • まなみまなみ
  • 103view
  • 560文字

子供でも楽しめる警察ドラマ。

警察ものって結構堅苦しいドラマが多いと思うんですが、この踊る大捜査線はひと味違うんですよね。よくある2時間サスペンスとか、今流行りの相棒とか大人向けなのじゃなくて、子供でも見ていて楽しめる内容なんですよね。私も実際放送していた当時は小学生だったと思いますが、毎週楽しみにしていたのを覚えています。たぶんそれは、殺人事件うんぬんよりも警察署内での人間模様を描いている部分が多いからだと思います。青島役の織田裕二さんが、本当にハマリ役でした。あんな熱い刑事がいたら面白いのに~なんて子供ながらに思った記憶があります。あと、やっぱりいい味出しているのが今は亡きいかりや長介さんですよね。本当にステキな役柄でした。あと柳葉敏郎さんもかっこいいですよね。田舎出身のエリートで青島と出会ったことによりどんどん変わってくるんですよね。やりたい事をしたければ、偉くなって上に行け。そんな台詞がありましたね。実際の...この感想を読む

4.04.0
  • foomyfoomy
  • 116view
  • 529文字

感想をもっと見る(5件)

踊る大捜査線の登場キャラクター

室井慎次

よみがな:むろいしんじ 生年月日:昭和39年1月3日 星座:やぎ座 性別:男 国籍:日本 所属:警視庁 特技:きりたんぽ鍋作り 資格:柔道三段 最終学歴:東北大学法学部卒業 本籍:秋田県南仙北郡大沢242 出身地:秋田県本荘市

和久平八郎

よみがな:わくへいはちろう ニックネーム:和久さん 血液型:A型 星座:やぎ座 性別:男 国籍:日本 住まい:東京都練馬区 所属:警視庁湾岸署 特技:盆栽 書道 最終学歴:長野県立第二高等学校

恩田すみれ

よみがな:おんだすみれ ニックネーム:すみれさん 生年月日:昭和46年1月11日 血液型:O型 星座:やぎ座 性別:女 住まい:東京都江東区江葉町 所属:警視庁湾岸署 特技:長距離走 似顔絵描き 口癖:こりゃ失敬

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踊る大捜査線の名言

私が全面的に指揮をとる。もう上の者には何も言わせない。

室井慎次

同僚の真下が撃たれ、捜査が混乱している中、室井が信念を貫き、青島をはじめ全員に指揮をする

責任を取る それが私の仕事だ。

室井慎次

青島たち所轄の刑事に捜査を自由にするように指示を出した直後、同僚からそれに対して否定的な発言をされた時に述べた一言。

事件に大きいも小さいもない。

恩田すみれ

青島が殺人や汚職など大きい事件の方が重要だと述べた時に言い返した一言。

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