デスノートの真実
究極の心理戦ここにあり。
まずここで言う心理戦とは月がLを死神のレムを利用してLを殺した場面です。この場面は月の仲間弥に対して特別な感情を抱く死神レムを利用してLを殺すという場面です。そして死神のルールとして、特定の人間を助けたり寿命を延ばすために他の人を殺してはいけないので、結果レムは死んでしまいます。ここで月はLの死に際に、にやりと笑っている。この行為を考えると月はすべて作戦通りだったということになる。なんと月は人の寿命を使って生きている、言えば人間の上位互角ともいえる死神を欺いたのだ。がしかしLは殺される直前「やはり私は間違っていなかった」とつぶやいている。これらのことから月とLはいつもともに行動していたにも関わらずお互いキラとLということを自覚して、表では協力していたが、裏ではお互いを暴くためにさぐりあいをしていたとになる。結果Lが死に月が勝ったが。すばらしい心理戦を繰り広げた二人には感謝したい。
デスノートの力
夜神家はデスノートが月の手に渡るまでは普通のいや裕福な暮らしをしていた。しかし月にデスノートが渡ってからはどうだろう?整理してみよう。まず月の父である総一郎はキラを追うため職を失ったそして妹である粧裕は誘拐された。きわめつけはどうだろう、なんと父が長年追っていた大量殺人鬼であるキラがなんと自分の息子ではないか。確かにデスノートが地球に舞い降りてから世界的には犯罪も減りいい面もあったかもしれない、がしかし夜神家としてはどうだろうか?結果でいうと一家の父と長男が死んだのだ。夜神家だけではない確かに犯罪をしたが殺されるほどではないのに殺されたり。ましてはレイペンパーとかLのように犯罪すら犯してないのに殺された人もいる。と同時に人が死ねば悲しむ人もいる。デスノートという名の殺人兵器はこれほどまでに大きな影響を及ぼしていたのだ。メモ:ここから見出し2の具体的なレビューをお書きください。
夜神月の凄さ
夜神月は高校生でデスノートを手に入れた。この時点でもうすごいのだ、なんと全国高校生模試で一位なのだ。デスノートが彼に渡ったのも運のつきだったのかもしれない。そしてなんとデスノートを使い数日で数百人は殺していてこれには死神でさえも驚いている。また彼は「デスノートで世の中を変えてやる」こう言っている。並の人間ではこのような殺人ノートを渡されてもこうはならないだろう。そして大量に人を殺しているが、あくまでも正義のためで、殺している人が主に犯罪者という点からわかるだろう。ここで夜神月の正義とは何なのだろう?話の中で「悪におびえる弱いものを救う」とか「誰も悪いことができないように」と言っていることから、主に世の中から犯罪者が消えることが彼の正義だ。このように彼はあくまでも正義のためにデスノートを使っていて、一度たりとも自分の一時的な感情で人を殺してないという点で私はすごいというか、もはや尊敬する。人というものは一度くらいは本気で人を殺したいと思ったことがざるかもしれない、ましていつでも人が殺せるノートがあれば、だめだとわかっていても欲望に負けてしまうかもしれない、しかし彼は欲に負けなかったのだ。これらの点から夜神月という人は人として凄いと思う。
Lの凄さ
最初にLという人物はどんな事件でも解決し、顔と名前を明かさないという間違いなく世界一の探偵だ。そしてLは後にキラとして世界を驚愕させる人物を一回のテレビ放送で日本在住の関東に居る人というところまで絞り込んだ。そしてLはその少しの手掛かりで顔と名前が分かれば殺せるというところまで絞り込んだのだ。にしてもLはいつ月がキラだと気が付いたのだろうか?私が思うにLはレイペンパーが殺された時にはある程度の予想がついていたのではないかと思う。その証拠にLはなんと月の部屋などに監視カメラや盗聴器をしかけたのです。そうと決まればとことん追求するLだからこそ、ここまで追い込んだかもしれない。またLはキラに殺される直前まで「しにがみ・・・」と何か言おうとしています。もしもLがあのタイミングで殺されず、このままキラと戦いを繰り広げていたらどうだったのだろいうか?などと考えてしまうほどLという名の存在は凄かったのかもしれない。
最後に
デスノートという漫画はノートに人の名前を書くと死ぬという画期的なテーマで有名だが、決してこれだけではデスノートは語れないと思う。この漫画はキラとLの心理戦がおもな内容だが、それだけでなくキラとLの戦いにより翻弄される人々やデスノートのせいで死んでしまう人など様々なことについて考えさせられる作品だと思う。そして月やLなど一人一人に着目してみると改めて凄さが分かったり、着目したからこそ分かる心情があるかもしれない。私が思うにこのデスノートは読めば読むほど味が出る作品だと思う。一度読んだことがある人も是非もう一度読んではどうだろうか?
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