おじゃる丸のあらすじ・作品解説
「おじゃる丸」1998年からNHKのEテレで放映されているテレビアニメ作品である。原案者の犬丸りんは2006年に亡くなっているが、その後も放送を続けてほしいという要望が強かったため、2015年時点も制作、放映が続けられている。 物語の主人公はおじゃる丸という妖精の子どもが、千年前の時代からえんま大王のしゃくを盗んで現代の「月光町」へやってくるところから始まる。現代で出会った小学生「カズマ」の家に居候し、えんま大王の手下である子鬼3人や現代の様々な神様や人間の友達との毎日を描く、ほのぼのとしたアニメである。 犬丸りんによる全6巻のコミックの発売やコミカライズされた作品の漫画誌への掲載、2000年にアニメ映画化されるなどがされている。また、マクドナルドのハッピーセットのおもちゃへのタイアップ、グッズの販売など子ども人気が高い。1999年には第3回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞している。
おじゃる丸の評価
おじゃる丸の感想
ゆったりしたテーマソングが流れる
NHKか何かでアニメが流れていたから知らない人は少ないのではないかと思う。おじゃる丸の喋り方が独特でかなり印象的であった。「~~でおじゃる」「そちは~~~」と貴族っぽい言葉を言って若干皆と距離を取っている。手に持っている扇か何かも常に持っていて、喋る時に口元を隠す。古文の世界である。3色の小鬼たちがいて、いつもおじゃる丸の何かを盗もうとして、邪魔をしようとして現れるのだが、邪魔ものキャラとして当時は可愛いと思えなかったが今思うとものすごく可愛い。キャラクターとして。グッズとかがでたら結構売れるんじゃないかと思う。スヌーピーやムーミンほどにはいかないけれど、デザインが工夫されていればものすごく可愛く仕上がると思う。ちっちゃな鬼たちだから、何か悪事を働こうとしても身長が足りないシーンがでてくると、3匹が組体操的に縦に重なるのである。三色団子並みである。その姿がまたすごく愛らしい。必死な感じ...この感想を読む
おじゃる丸の登場キャラクター
エンマ大王
よみがな:えんまだいおう ニックネーム:エンマ 性別:男 住まい:エンマ界 特徴:恐妻家。朝のゴミだしをさせられている。 若い頃は:シャクなしで1度に10人もの「亡きものたち」の言葉を聞き分けて裁くことができた。 現在は:自力では閻魔張を用いることで1日で5人を裁くのが精一杯。 おじゃる丸が持つ:シャクの...
電ボ三十郎
よみがな:でんぼさんじゅうろう ニックネーム:電ボ、虫 年齢(作品時):25歳 性別:オス 住まい:田村家に居候 特徴:伝言を伝えるために仕える電書ボタル。 特技:おにぎりをいっぺんに二つ握る「必殺二段にぎり」 好きな食べ物:おにぎり、栗饅頭 非常に:丁寧な言葉づかいをする。 おじゃる丸の:秘書的存在で伝達...
田村カズマ
よみがな:たむらかずま ニックネーム:カズマ 性別:男 国籍:日本 住まい:マンション 所属:月光小学校2年生 性格:心優しい 特徴:おじゃる丸が居候する家の少年。王冠のような髪型。 趣味:川原で丸くごくごくシンプルなただの小石を集めること 好きな食べ物:石焼きいも