汚え心が…人間の中に隠れてるなら… もうひとつの…心だって…隠れてるハズだよなァ。
蒼月潮
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「うしおととら」は週刊少年サンデーで、1990年から1996年の長期にわたり連載された妖怪マンガである。内容は、主人公である少年うしおが、自宅である寺の蔵から妖怪を退治する槍である「獣の槍」と、それに縫い留められていた恐ろしい妖怪「とら」を解放したことから始まる。そして、この世を脅かしている存在である宿敵の大妖怪を倒すべく、とらを相棒として引き連れて旅に出る。うしおは獣の槍を持つと風貌が変わり、髪が妖気を帯びて長く伸びて禍々しい姿となり、妖怪と戦うことができる。また、うしおを隙あらばとって食おうとするとらも、正義感あふれるうしおに次第に感化されていき、ともに妖怪と戦うようになる。物語は行く先々で出会う人々や、味方となる妖怪との交流もハートフルに描き、今でも根強いファンのいる傑作となっている。 この作品はコミックスの発売の他、アニメは全10話のOVAが発売済みと、小説版やCDが発売されている。
うしおー!無茶しすぎィー!!うしおは無茶な男だ。いや、無茶な少年である。彼は中学生、まだまだコドモに過ぎない一介の少年なのだ。しかし槍に選ばれた、それだけでまたどえらい無茶をしていく。アクションマンガであるということはそりゃ知ってるさ。それにしたってアナタ、切れてる!折れてる!炭化してる(足)!周りのキャラクターの無理もなんのその、うしおの無茶は作品随一である。他の無茶と言えば、とらが飛行機を着地させたくらいか。あれは確かに無茶だった。しかし、ほかのキャラクターはそれなりに「自分のキャパシティ」を意識している部分がある。自分の限界を超えた活躍をしたキャラクターにはその当然の結果として「死」が訪れる。鏢、凶羅は、明らかに自らの身体の限度を突破した。二人の死には精神的な面もまとわりついている。特に鏢については、目的を達成した解放感もあるかとは思う。その点、やはり彼らは人間であり、「我々側」...この感想を読む
間違いなく物語序盤に出てくる最強の敵、霧の妖怪シュムナとの決戦が繰り広げられる人気シリーズ第9巻。霧の身体をもつため、斬っても突いても効果はなく、炎が有効であるものの、よほどの火力がないと焼け石に水というチート妖怪。こんなどうしようもない妖怪が実際に野に放たれたらと考えると恐ろしい限りです。そういえば、この章でもそうなのですが、うしおととらって、結構親子をテーマにしたエピソードが多いですよね。単純に藤田作品の傾向なのかな?他ですが、第18章「婢妖追跡~伝承者」のエピソードを収録。ついに動き出す、けものの槍の伝承候補者たち。隠れた人気キャラクター、表情の読めないおにーさん秋葉流初登場。
よみがな:あかつき うしお 年齢(作品時):14歳 身長:152cm 体重:48kg 性別:男 国籍:日本 住まい:東京都みかど市 性格:曲がったことや嘘が大嫌いで良くも悪くも真っ直ぐ 特徴:戦闘時には槍の力によって自身も妖と化す為、髪が長く伸び、瞳は細く、牙や爪が鋭くなるなど容姿に変化が現れる 趣味:絵を描くこと ...
よみがな:あきば ながれ 性別:男 国籍:日本 所属:光覇明宗 性格:自他ともに認める天才 ポリシー:本気をださない 特技:光覇明宗全般・結界術 物語上での目的:白面復活阻止→とらとの戦闘 苦手な人物:うしお 興味:とら 光覇明宗の立場:獣の槍伝承者候補
よみがな:きょうら 性別:男 所属:元光覇明宗 性格:暴力的 特徴:体格容姿ともに和羅と瓜二つだが火傷の跡がない 趣味:戦闘 特技:光覇明宗の技全般 苦手な人物:日崎御門 武器:穿心角 本名:キョウジ 血縁:和羅(弟)
蒼月潮
人の心の憎しみや恨みをエサにするはぐれ外道にわざと取り憑かれた潮が、倒す直前にはぐれ外道に向かって言った言葉。
鏢
家族を殺した宿敵を自分の命と引き換えに倒し最後に、酒を飲んだときに発した言葉。憎しみから開放され、自分の目的を達成し、安堵したときに思い出すのが主人公 うしおの顔。支え合う関係ではなかったが、主人公の存在が大きく心を支えていたことが感じられるセリフ
蒼月潮
数々の苦難を乗り越え、一度は敗れた宿敵「白面の者」との最終決戦。決して一人では勝てる相手でなく、冒険を通じて得た仲間や、相棒とらと協力し、白面の者を追い詰めたときに台詞。