子供たちのキラキラした姿が印象的
実際起こった事件を題材に作られた映画。実際の映画とは少しだけ内容が違うようですが… 恋多き母は自由奔放、4人の子供は全て父親が違うというところから彼女の恋愛に対する奔放さもよく分かる。 最初は普通に生活していたけれど母には好きな人ができてしまう。その日をきっかけに母はお金を長男に預け家には帰らなくなってしまった。 母から時々送られてくる生活費で何とかやりくりしていくが次第にお金も底をついてしまう。 子供だけの生活だから掃除や洗濯もままならない、もちろん食事も。そのうえお金もなくなってしまうという本当にどうしたらいいのだろうか?という状況に追い込まれていく。 ある時、一番下の女の子が亡くなる。その遺体をスーツケースに入れ電車で運び、埋めてしまう。 そのシーンの後、残った子供たちはまた笑顔で生活しているのが何とも言えず胸が苦しくなった。 自由奔放な母を責めることもなく生きて行く子供たちを観てどうしていいか分からない何とも言えない気持ちがずっと残った作品でした。
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