父親たちの星条旗のあらすじ/作品解説

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父親たちの星条旗のあらすじ・作品解説

父親たちの星条旗は2006年に公開された戦争映画でクリント・イーストウッド監督作品の27作目。 原作は「硫黄島の星条旗」。 配給元はパラマウント映画とワーナー・ブラザーズ。 ウィリアム・プロイレス・Jrとポール・ハギスが共同で脚本を執筆しているほか、製作にはイーストウッド他2名が参加している。 主演は「ラストサマー」のライアン・フィリップス。 共演者にはジェシー・ブラットフォード、「ワイルド・スピード」シリーズのポール・ウォーカー、ジョン・ベンジャミン・ヒッキー、トム・マッカーシーなどらがいる。 同じ時期に公開されたイーストウッド監督作品である「硫黄島からの手紙」は日本軍側の視線で描かれた内容となっている。 この作品は硫黄島の戦いで星条旗を立てた6人の兵士達の写真の真実をブラッドリー元衛生兵の息子・ジェームス・ブラッドリーが辿っていこうという内容となっている。

父親たちの星条旗の評価

総合評価
3.673.67
(3件)
映像
4.174.17
脚本
4.174.17
キャスト
3.503.50
音楽
3.833.83
演出
4.004.00

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父親たちの星条旗の感想

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元兵士はなぜ語らないのか

かっこいいモニュメント「硫黄島(いおうとう)」と初めて出会ったのは、人生初のアメリカ旅行でワシントンのアーリントン墓地に行った時のことだ。そこで、兵士が寄って集って瓦礫の上に星条旗を掲げている巨大な“海兵隊戦争記念碑”を初めて見て、自由で豊かな国アメリカらしい、力強いモニュメントだなという印象を持った。今にして思えば、アーリントン墓地の意味すらよくわかっていなかったし関心もなかったのだが、ワシントンへ行くならここへ行っておけというガイドブックに従って、物見遊山で足を運んだのだ。その足でスミソニアン博物館へも行き、ずんぐりとしたゼロ戦を初めて見た。栗原中将のことを偶然知ったのは、その20年後のことだ。この映画が2006年公開だから、ちょうどシンクロした恰好になる。クリントイーストウッドの映画と聞いてあまり興味を持てなかったが、日本目線で描かれた「~手紙」が連続公開されると知って、まずは硫黄島に...この感想を読む

3.03.0
  • NaraNara
  • 84view
  • 2141文字
PICKUP

英雄の辛さ

この映画を観て、戦争で苦しんだのは日本だけではなかったのだなということだ。この映画では、第二次世界大戦中の戦いから、戦後、英雄として帰還した主人公達がどういった感情で生きてきたか、を描いているが、なんとも虚しい気持ちになってしまう。着眼点を戦時中ではなく、主に戦後に置いた設定は珍しいと思った。主人公は戦時中、衛生兵として従軍した男性だが、未だに苦しんだ兵士達の「衛生兵!」という助けを求める幻聴に悩まされていた。また、私の一番心に残ったシーンであるが、硫黄島に星条旗を立てた英雄、ということで主人公たちはあるパーティーで星条旗を立てる再現をすることになった。そしてその再現が行われると歓喜するアメリカ国民。主人公の心には死んでいった仲間達の顔が浮かび、「本当の英雄は生き残った僕達ではない」と罪悪感を抱くようになってしまった。このシーンの虚しさはとても心に残った。そして、戦争では誰も幸せにはな...この感想を読む

3.03.0
  • hearlohearlo
  • 18view
  • 588文字

「正義と愛国心と忠誠」がセットになるとトンでもない事が起きる クリントイーストウッド

クリント・イーストウッドが手がけて、ポール・ハギス監督が作る、この二人のペアだったら安心してられます。硫黄島に向かう軍艦に乗っているアメリカ兵の殆どがボーイスカウト気分だったことが、なんとも痛ましいのです。しかし、愛国心と忠誠心を刺激されて、家族を守る、国を守ると言われて戦場につれられていってしまう。アジアの日本とドイツが居る欧州に同時に二箇所で戦争するには金がかかるから、戦時国債を発行して売ることも国策であったんですが、その前に世界の株価がドカンと落ち込んで、アメリカはヒィヒィだった事も忘れてはいけないポイントです。クリント・イーストウッドは軍隊に3年間いた経験を持つ人で、同じようにプレスリーも徴兵されています。この映画は彼の強いメッセージと今言わないといけないという切迫感が感じられます。彼が兵役についてた頃は「冷戦」の始まり「朝鮮戦争」の時代、帰還兵が持ち上げられて、帰ってきたら仕...この感想を読む

5.05.0
  • 臾豈臾豈
  • 45view
  • 466文字

父親たちの星条旗の登場キャラクター

ジェイムズ・ブラッドリー

父親たちの星条旗の名言

”戦争を知ってる” そう思うのは愚か者だ。出征経験のない者に多い。

ジェイムズ・ブラッドリー

ジョン・“ドク”・ブラッドリーが長い人生に別れを告げようとしていた。1945年、彼は海軍の衛生兵として硫黄島に赴き戦った。その戦場で撮影された一枚の写真により、彼はアメリカ中から“英雄”と称えられた。しかし、彼は家族へ硫黄島について語ろうとはせず、アメリカ中に知れ渡ったこの写真についても語ろうとはしなかった。硫黄島で何があったのか、彼の息子・ジェイムズが硫黄島の真実を辿り始める。

皆、物事を単純に考えたがる。善と悪、英雄と悪人、どちらも大勢いるが、大概はそんなに単純なものではない。

ジェイムズ・ブラッドリー

ジョン・“ドク”・ブラッドリーが長い人生に別れを告げようとしていた。1945年、彼は海軍の衛生兵として硫黄島に赴き戦った。その戦場で撮影された一枚の写真により、彼はアメリカ中から“英雄”と称えられた。しかし、彼は家族へ硫黄島について語ろうとはせず、アメリカ中に知れ渡ったこの写真についても語ろうとはしなかった。硫黄島で何があったのか、彼の息子・ジェイムズが硫黄島の真実を辿り始める。

戦争で行われているのは、信じがたいほど残虐な行為だ。それでも大義名分が欲しい。それには分かりやすい”真実”が必要だ。

ジェイムズ・ブラッドリー

ジョン・“ドク”・ブラッドリーが長い人生に別れを告げようとしていた。1945年、彼は海軍の衛生兵として硫黄島に赴き戦った。その戦場で撮影された一枚の写真により、彼はアメリカ中から“英雄”と称えられた。しかし、彼は家族へ硫黄島について語ろうとはせず、アメリカ中に知れ渡ったこの写真についても語ろうとはしなかった。硫黄島で何があったのか、彼の息子・ジェイムズが硫黄島の真実を辿り始める。

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