舞妓 Haaaan!!!のあらすじ・作品解説
舞妓Haaaan!!!は宮藤官九郎がシナリオを書き下ろした舞妓をテーマにした映画作品である。日本では2007年に公開され、その後2008年にアメリカ合衆国でニューヨークなどの主要5都市を中心に公開された。主演の阿部サダヲはこの映画作品で初めての長編映画の主役を務めることとなった。 この映画作品では、食品会社に務める主人公鬼塚公彦が学生のころに修学旅行で迷子になっていたのを舞妓さんに助けられ、それから舞妓さんと野球拳をすることを夢見ているというストーリーとなっている。人事異動で公彦が京都に移動になり、やっと舞妓さんと遊ぶという夢が叶うかと思われたが、やはり「一見さんおことわり」に苦労をすることとなる。しかし、彼女の大沢富士子を捨ててまで強引にお茶屋デビューを果たしてしまう。そして富士子は舞妓となることを決意するという展開へと向かう。日本の舞妓という文化をよく表した作品となったので海外でも人気のでる作品となった。
舞妓 Haaaan!!!の評価
舞妓 Haaaan!!!の感想
考えるな、楽しめ!の精神でどうぞ。
舞妓Haaaan!!!のインパクトリアルタイムではCMを初めて見たとき阿部サダヲさんが舞妓になるために奮闘する映画なのかと思いました。タイトルのロゴもはーんではなく、aが何文字も連なる印象的なもので、映画がとにかくテンション高めに進展して行くんだろうなというのがまず抱いた感想でした。蓋を開けてみると、舞妓さんの追っかけをしている阿部サダヲさんが芸者遊びをするために奮闘するコミカルな展開でした。追っかけ仲間の中でバナナマンの日村さんがいたのには驚きましたし、妙に役にはまっていて特別浮いた存在というわけでもなく、いい味を出していて序盤のシーンでは結構好きなシーンでした。銭湯で京都支社への転勤報告をする際に阿部サダヲさんの拍手を贈るのも一番前の列で違和感なく祝っていたので、実は現実にも舞妓さんの追っかけをしているんじゃないかとすら思える自然さでした。 京都市社がかやく工場と言われていることも知らず、自分の...この感想を読む
頭をからっぽにして楽しめます!
平凡なサラリーマンの公彦は、熱狂的な舞妓ファン。京都支店への転勤が決まったことで、念願のお茶屋デビューを果たすが・・・主演の阿部サダヲさんのはじけっぷりが、ものすごいです!下品でバカバカしいけど、面白かった。特に、阿部サダヲさんと堤真一さんのかけあいが良かったです。脇を固める俳優陣も、個性的な人がちょっとした役で出演されていたりして、それを探したりするのも楽しかったです。真矢みきさんも、いきなりミュージカル調になったりして面白かった笑。メインの舞妓さんも、非常に美しく撮影されていて、煌びやかで見応えがありました。頭をからっぽにして楽しめる作品です!
思わずぶっ飛んだ!
一番最初にこの映画を見た時は「なんだこれ!」と思わずビックリでした。阿部サダヲさんの祇園や舞妓を愛するあのパワーに圧倒されると言うか、若干怖いなと思ったのを覚えています。でもそれからまた数年したから見ると、面白い!「あのパワーを他に使えばいいのに」と思いながらお腹抱えて笑い転げてしまいました。宮藤官九郎さんの視点の付け方もよかったように思います。キャスティングでいうと、阿部サダヲさんを筆頭に、堤真一さん、柴咲コウさんと豪華なメンバー。柴咲さんの舞妓さん姿がとてもかわいかったのも印象的でした。いろいろと考えずに笑える映画なのでお気に入りになりました。