トリュフォー監督の自伝的なシリーズの中の一本 - 家庭の感想

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トリュフォー監督の自伝的なシリーズの中の一本

3.03.0
映像
3.0
脚本
3.0
キャスト
3.0
音楽
3.0
演出
3.0

フランソワ・トリュフォー監督の分身であると思われる主人公・アントワーヌ・ドワネルシリーズの一本です。 結婚して自ら家庭を作ることになるのだが、社会生活に馴染めず”大人”になりきれないアントワーヌ(ジャン=ピエール・レオ)が、小説を書き始めるところからストーリーは始まります。 妻・クリスティーヌ(クロード・ジャド)との間に子供が生まれたのにもかかわらず、パリに住む日本女性・キョウコ(松本弘子)と浮気してしまう。 その後浮気がばれてしまいキョウコのアパートに転がり込むのだが・・・。 和服姿のキョウコが畳の上で和食を食べさせるシーンなど、日本女性の描き方には、思わず目をそらしたくなります。 その後文化の違いなどでアントワーヌはキョウコに嫌気がさし、レストランでの食事中に何度も席を立ち、クリスティーヌに電話で愚痴をこぼす。 その煮え切らない態度に我慢が出来なくなったキョウコは、日本語で「勝手にしやがれ」と書き残して去ってしまうシーンなどは、笑いを誘うのだが・・・。

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