飛ばねぇ豚はただの豚だ。
ポルコ・ロッソ
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紅の豚は、1992年にスタジオジブリが製作したアニメーション映画である。監督、脚本などは全て宮崎駿が手掛けており、原案も元々は宮崎駿の漫画記事雑想ノートの中から発想を膨らませたものである。 主人公は、水から飛び立つ飛行機、飛行挺乗りのブタ『マルコ』で、賞金稼ぎをしている彼と、彼の幼馴染みでマドンナ『ジーナ』飛行挺をつくる『フィオ』中心に描かれた、一夏のの出来事の物語である。時代背景は、1929年以降のイタリアとされており第一世界対戦後の世界恐慌の辺りだと公式サイトでは語られている。 もとは人間だったマルコのブタとしての生き様が物語の幹のストーリーである。先の戦争を引き金としてブタになったマルコが、呪いを解いて人間に戻りたがる話ではなく、あくまでブタとして生きているマルコが描かれている。そのため本編では、マルコが人間に戻ったかどうかの明確な描写は一切ない。映画自体は監督である宮崎駿も公言しているが、子供向けではなく『疲れた中年男』向けである。
アニメへの子供の期待初めてみたのは、小中学生くらいの時で、映画館で上映が封切になったばかりの時でした。母と親戚のお姉さん(おそらく20代後半くらい)と行ったのですが、彼女たちの感想があまりピンときませんでした。何を言っているのかわかりませんでした。そして、何を言っていたのかも思い出せません。ただ、好評だったということが印象に残っています。私は、正直つまりませんでした。でも、ジブリ作品を観たぞ、という満足感だけがありました。ジブリの映画は面白くて深みがあって何かしら良いものに違いないのだ、と何となく思っていました。アニメだ、というのも子供にとってはポイントが高かったように思います。その実、つまらなかったのですが。よくわからなかった、豚の人間が気持ち悪かった、飛行機のロマンを知らなかった、ジャズが暗かった、戦争が怖かった、意味が分からなかった。そんな風につまりませんでした。解らなかったのだと...この感想を読む
呪い?魔法?で豚になった中年パイロットの活躍を描いた物語。ちょっと大人向けですよね。主人公が豚のおじさんてとこからして子供の頃は全然興味持てなくてちゃんと見たことなかったなぁ。。。ジブリ作品の中でもこの紅の豚は男性に支持されている感じですよね。豚だけど二枚目。キザなセリフがなんでか似合っちゃうのはやっぱり声がステキだからでしょうか?森山周一郎さん。もう完璧!声の渋さ、その存在感!!さすがはプロの声優さん!見た目が豚でも生き方や振る舞いによってこんなにも男前になれるんだなーと。最後の決闘のシーンがなんとなく好きになれないのでそこだけ残念です。。。
空を飛ぶ豚の話。なんで豚になったんだっけ。音楽がいい。加藤登紀子の、時には昔の話を は名曲。大人が貧しかった青春時代を思い返している歌。音楽そのものが映画や小説のようだ。久石譲の音楽もいいけど、わたしはこの曲が一番、映画のなかでよかったな、とおもう。CDをかいたい。全体をとおして飛行シーンはとてもかっこいい。この映画をきっかけに古い飛行機オタクになってしまった。それぐらい衝撃的で、印象的で、すばらしい映画。強くたくましい女性の姿を見ていても元気が出てくる。活気づくには女が必要なのだなあ、と思った。ああいう活気ある工場で働きたい。
よみがな:まるこ・ぱごっと ニックネーム:ポルコ・ロッソ(Porco Rosso) 生年月日:1892年 - 1893年生まれ 年齢(作品時):36歳 住まい:無人島 ポリシー:賞金稼ぎとして幾多の空賊を撃退してはいるが、戦争ではないから殺しはしない。 特徴:口ひげをたくわえている豚人間。街に出る時は白い背広に赤いネクタイを...
よみがな:ポルコ・ロッソ 生年月日:1892-1893 年齢(作品時):36歳 性別:男 国籍:イタリア 住まい:アドリア海の無人島 特徴:黒眼鏡。口ひげをたくわえている豚人間 職業:賞金稼ぎ 名前の意味:イタリア語で紅の豚 愛機:サボイアS-21試作戦闘艇
よみがな:まだむ・じーな ニックネーム:ジーナ マダム 性別:女 特技:歌 物語上での目的:ヒロイン 職業:歌い手 婚姻歴:三度、飛行艇乗りと結婚したが、全員と死別 幼なじみ:ポルコ 無線のコールサイン:ハートのG のちの友達:フィオ
ポルコ・ロッソ
カーチスに撃ち落とされたと思って心配しているジーナに「もう危ない事はやめて」と電話越しに言われたことに対しての返事。
ポルコ・ロッソ
酒場で昔話をしている場面
ポルコ・ロッソ
空軍時代の同僚のフェラーリンから「スポンサーをしょって飛ぶしかない時代だ」と言われて返した言葉です。