人生は映画とは違うんだ。人生はもっと厳しいものだ。
アルフレード
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1989年に公開されたニュー・シネマ・パラダイスは、アスミック・エース配給の、イタリアとフランスの合作映画である。 監督・脚本は「海の上のピアニスト」も手掛けた、ジュゼッペ・トルナトーレ監督作品である。総監督は「WATARIDORI」の総監督、ジャック・ペランが務めた。 音楽を、「ワンス・アボン・ア・タイム・イン・アメリカ」でも有名な、エンリオ・モリコーネが担当している。 1989年には「カンヌ国際映画祭審査員特別賞」、1990年には「アカデミー賞最優秀外国映画賞」等、数々の賞を受賞した映画だ。 中年男性をフィリップ・ノワレ、少年期をサルヴァトーレ・カシオが演じており、戦後のシチリア「パラダイス座」が舞台の中心となっている。映画に魅了された、中年男性アルフレードの少年時代から青年期にかけての、映画館から広がる夢や、恋愛に対する想いが描かれている作品である。また映画に対する、愛情を表現した作品でもある。
主役のトトの子供時代を演じた、サルバトーレ・カシオは当時本当にかわいかったです。日本のCMにも出演したり、大人気でしたね。アルフレードと自転車に乗ってる姿も本当にかわいかったです。この映画は、シチリアにある「パラダイス座」という映画館と、そこに纏わる人々の思い出話です。ノスタルジックな映像と音楽と、トトのかわいさだけでも観る価値がある映画です。最後のキスシーンだけを集めた映像も、ただそれだけなのに素晴らしい。だからこそ、トトとエレナの後日談は蛇足だったなと思います、残念。カンヌやアカデミーでも賞を獲りましたが、賞がどうこうというより、愛される映画館を描いた映画という点が、映画ファンに長く愛される所以なのだと思います。
友人に何度も何度も勧められたのですがなんだか観る気がしなくて…この映画の存在も忘れていた頃にテレビでやっていたのをたまたま途中からみました。見てない部分が気になってすぐにTSUTAYAへ走り…この映画の大ファンになってしまいましたいつでもみれる様にDVDも購入したぐらいで今でも定期的にみたりします。この映画の特徴って見た人が100人いれば本当に100通りの想いが生まれると思うんです。それはこの映画を見た人自身の人生をプラスして完成させられる様な映画だからだと勝手に思っていますこの映画の中にもそれぞれの人生があって、見ているコッチ側にもそれぞれの人生がある。とても素敵な映画です
この主人公のトトかなり演技派です。この映画すべて枯れにかかっています。自然な演技に視聴者も見入ってしまうこと確実です。彼は父親をなくして母親と一緒にある街で生活していました。母親との2人暮らしでしたが、そんな中、町に1つだけ映画館がありました。この主人公はそこで務めることを決意し仕事を始めます。そんな彼はスクリーンに声援を送る熱狂ぶりしかし彼はここに来て映画の補助役として映画館の運営を手伝います。映画好きがはまりにはまって運営までしていきますが途中師匠のアルフレッドが死亡したりします。その後のこの映画館の責任者となるトトの物語です。可愛い少年のおとなになるまでの生い立ちストーリーです。
アルフレード
映画好きの若き主人公に人生の厳しさを教える場面。人生とは映画のようにハッピーエンドにとは限らないということを伝えている。
アルフレード
主人公トトが悩みながらも夢を叶えるために生まれ育った町を去る時にアルフレードが送った言葉